<27冊目> 「坂の上の雲 (5)」
- 坂の上の雲〈5〉/司馬 遼太郎
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お久しぶりです。
またもや長い間、更新できませんでした。
マイペースで読書は続けてはいるのですが
なかなかブログに書けず、ついにもう7月・・・。
ここらで読んだ分を集中的に書いて
遅れを取り戻すぞー!
さて、第5巻。
旅順要塞攻略が苦戦し長引く中、ついに
バルチック艦隊が日本に向けて出航します。
そんな今回の第5巻で、心に残ったのは
旅順においての戦闘ももちろんなのですが
やはり、武士について書かれていた、この部分でした。
・東郷も乃木も、江戸期の武士である自分を十分以上に保っていた。
武士のもっとも重要な課題のひとつは、情義というものであった。
・当時の若い世代の連中は、旧式な人間を軽侮する一方
同時に典型的武士像というものへの憧れをたいていが持っていた。
主人公のひとり・真之の生涯の友人である広瀬武夫は
真之と同年代でありながら、武士的教養を持ち
さらに懸命に武士であろうとした。と言います。
自分勝手でワガママな人が多いな、と
つくづく感じる事が多い今日この頃
まずは自分が「武士でありたいな」と、改めて強く感じました。
それでは、今日はこのへんで。