15周年記念演奏会の本番のことが未だに書けないでいる。
あまりの感動に、伝えたいことはたくさんあるのだけれど、なかなか言葉になってくれないのだ。
これについてはまた後ほど時間のあるときにゆっくり書くことにして、12月19日の『中央区第九の会トリトン公演』の練習が4回行われたので、その模様を振り返ってみようと思う。
ちなみに、演奏曲目は
ジョン・ウィリアムス オリンピックファンファーレ&テーマ
ルロイ・アンダーソン クリスマス・フェスティバル
ルロイ・アンダーソン そり滑り
ベートーヴェン 交響曲第9番『合唱付き』第4楽章
これらを約1カ月の期間、4回の練習で仕上げなければならないのだ。
<第1回>
参考音源は聴いていたものの、初見は初見。果たして曲になるのだろうかと不安いっぱい。
で、いざやってみると…
オリンピックファンファーレなんか、崩壊しちゃうかと思いきや、けっこうイケてるではないか。みんな偉いなぁ、ちゃんとさらってきてるし。すごい雰囲気出てる。
クリフェスはメドレー曲なので、参考音源と指揮者の解釈のギャップによる問題はあったものの、すぐに解決。これまた雰囲気タップリになった。
そり滑りに至っては指揮者の先生から「ウマすぎですよ」といわれるほどノリノリの楽しい演奏になった。(トランペットによる、最後の「馬
のいななき」も秀逸だった。)
自分としても絶好調で、楽器がよく鳴るもんだから、ついついブリブリ威勢よく吹いてしまった。うるさかったかもしれない。反省。
ここまで、楽器はシャイアーズ、マウスピースはシャイアーズ1Gを使用。クリフェスとそり滑りは1-1/4Gのほうがいいかもしれない。
第九は何度もやっているので慣れっこだ。しかし、やるたびに新たな解釈、新たな発見があって、奥が深い。件のAndante Maestoso 3/2拍子のソロも1回目は無事にクリア。返されて2回目はちょいコケてしまったが、まぁあまり問題はないだろう。とにかく歌詞を思い浮かべて『歌うつもりで』吹くことが重要だ。コラール部分やドッペルフーガも問題なし。さすがに体で覚えているので余裕がある。
楽器はコーン70H、マウスピースはシャイアーズ1-1/4Gを使用。調子が良ければこれでいいが、安定感を求めるならばベストブラス門脇モデルのほうがよさそうだ。
<第2回>
この日の自分はいまひとつ調子が出なかった。息がうまく音にならず無駄になってしまっている感じ。余計な力が入ってしまっているのかな?
後で思い出した。この日は日曜日の夜の練習だったので、昼間自宅で1時間以上ミュートつけて練習したのだ。だから吹きすぎで疲れてしまったに違いない。
それでも後半戦になり第九をやるころには回復してなんとかなった。
コソ練もほどほどに。
<第3回>
この日は合唱合わせ。今年の合唱団もとても
熱い。すごい
パワーだ。
それに触発されるように、オケの方も演奏に
熱が入る。
重戦車級のシャイアーズで第九が吹けるか?を試してみた。というのも、18日金曜日の公開練習は会社を休むわけにはいかず、楽器持ちで通勤しなくてはならない→ダブルケースでは(ソフトケースなので)危険すぎる、というか自殺
行為だ→Bamのセミハードを使うしかない→自動的にシャイアーズ1本勝負ということになる。
シャイアーズ1-1/4Gで吹いてみたらなんのことはない、かえってこちらのほうが調子がよいくらいではないか。さらにベストブラス門脇モデルにしてみたらもっと楽になったし、いっそうハリのある音になった。
決めた決めた。2本持って行って持ち替えるの面倒だからこれでいこう。
<第4回>
オリンピックファンファーレは4パートあるのだが、3人しかいなかったため3rdと4thを混ぜこぜにして吹いていたらつまらんミスをしてしまった。
クリフェスの最後の方で高めの音が続くメロディーはテナーにお任せして、軽く乗っけるイメージで吹こう。本気で吹いたらバテてしまう。
そり滑りのリズム頭打ち(テューバとユニゾン)は均質な音量と音色にすること。
第九はソリスト合わせ。今回のキャストは去年までとはガラリと変わって若手4人組だ。声も歌い方も素晴らしい。音楽がみずみずしさに溢れている。もっともっと聴いていたかった。
あとは18日夜の会場での公開練習を残すのみとなったわけだが、仕上がりはすこぶる順調だ。こんなに短期間でまとまってしまうなんて、つくづくレベルが上がったものだなぁと感心してしまう。こんなオケに自分のような者がクビにならず末席に加えてもらえることに感謝しなくてはならない、と強く思う次第である。
あまりの感動に、伝えたいことはたくさんあるのだけれど、なかなか言葉になってくれないのだ。
これについてはまた後ほど時間のあるときにゆっくり書くことにして、12月19日の『中央区第九の会トリトン公演』の練習が4回行われたので、その模様を振り返ってみようと思う。
ちなみに、演奏曲目は
ジョン・ウィリアムス オリンピックファンファーレ&テーマ
ルロイ・アンダーソン クリスマス・フェスティバル
ルロイ・アンダーソン そり滑り
ベートーヴェン 交響曲第9番『合唱付き』第4楽章
これらを約1カ月の期間、4回の練習で仕上げなければならないのだ。
<第1回>
参考音源は聴いていたものの、初見は初見。果たして曲になるのだろうかと不安いっぱい。
で、いざやってみると…
オリンピックファンファーレなんか、崩壊しちゃうかと思いきや、けっこうイケてるではないか。みんな偉いなぁ、ちゃんとさらってきてるし。すごい雰囲気出てる。
クリフェスはメドレー曲なので、参考音源と指揮者の解釈のギャップによる問題はあったものの、すぐに解決。これまた雰囲気タップリになった。
そり滑りに至っては指揮者の先生から「ウマすぎですよ」といわれるほどノリノリの楽しい演奏になった。(トランペットによる、最後の「馬
自分としても絶好調で、楽器がよく鳴るもんだから、ついついブリブリ威勢よく吹いてしまった。うるさかったかもしれない。反省。
ここまで、楽器はシャイアーズ、マウスピースはシャイアーズ1Gを使用。クリフェスとそり滑りは1-1/4Gのほうがいいかもしれない。
第九は何度もやっているので慣れっこだ。しかし、やるたびに新たな解釈、新たな発見があって、奥が深い。件のAndante Maestoso 3/2拍子のソロも1回目は無事にクリア。返されて2回目はちょいコケてしまったが、まぁあまり問題はないだろう。とにかく歌詞を思い浮かべて『歌うつもりで』吹くことが重要だ。コラール部分やドッペルフーガも問題なし。さすがに体で覚えているので余裕がある。
楽器はコーン70H、マウスピースはシャイアーズ1-1/4Gを使用。調子が良ければこれでいいが、安定感を求めるならばベストブラス門脇モデルのほうがよさそうだ。
<第2回>
この日の自分はいまひとつ調子が出なかった。息がうまく音にならず無駄になってしまっている感じ。余計な力が入ってしまっているのかな?
後で思い出した。この日は日曜日の夜の練習だったので、昼間自宅で1時間以上ミュートつけて練習したのだ。だから吹きすぎで疲れてしまったに違いない。
それでも後半戦になり第九をやるころには回復してなんとかなった。
コソ練もほどほどに。
<第3回>
この日は合唱合わせ。今年の合唱団もとても
それに触発されるように、オケの方も演奏に
重戦車級のシャイアーズで第九が吹けるか?を試してみた。というのも、18日金曜日の公開練習は会社を休むわけにはいかず、楽器持ちで通勤しなくてはならない→ダブルケースでは(ソフトケースなので)危険すぎる、というか自殺
シャイアーズ1-1/4Gで吹いてみたらなんのことはない、かえってこちらのほうが調子がよいくらいではないか。さらにベストブラス門脇モデルにしてみたらもっと楽になったし、いっそうハリのある音になった。
決めた決めた。2本持って行って持ち替えるの面倒だからこれでいこう。
<第4回>
オリンピックファンファーレは4パートあるのだが、3人しかいなかったため3rdと4thを混ぜこぜにして吹いていたらつまらんミスをしてしまった。
クリフェスの最後の方で高めの音が続くメロディーはテナーにお任せして、軽く乗っけるイメージで吹こう。本気で吹いたらバテてしまう。
そり滑りのリズム頭打ち(テューバとユニゾン)は均質な音量と音色にすること。
第九はソリスト合わせ。今回のキャストは去年までとはガラリと変わって若手4人組だ。声も歌い方も素晴らしい。音楽がみずみずしさに溢れている。もっともっと聴いていたかった。
あとは18日夜の会場での公開練習を残すのみとなったわけだが、仕上がりはすこぶる順調だ。こんなに短期間でまとまってしまうなんて、つくづくレベルが上がったものだなぁと感心してしまう。こんなオケに自分のような者がクビにならず末席に加えてもらえることに感謝しなくてはならない、と強く思う次第である。