3月中旬からとびとびで練習に参加してきた吹奏楽も本番前最後の練習。
なにぶん本番直前ということでオケのほうはお休みさせていただいた。
練習場に入ると人がぎっしりで熱気ムンムン
。これこそブラバン。なんだか懐かしい空気が漂う。
おっ、トロンボーンが4人揃ったぞ
テューバも2人になってるし。
第1部⇒第3部⇒第2部といった順でアンコールも含めて全曲。
曲の最初に指示事項のまとめをして、その部分ピックアップ練習で確認した後に通してみる、というプロセスで進んでいった。
これなら初めて来た人や久しぶりに来た人でもギャップを感じることなく入っていけるし、いつも来ている人にとっても改めて確認になるので、とてもいいやり方だと思う。
結果として、時間内に全部の曲を仕上げることが出来た(それも、けっこう細かくツッコんで)のだから大したものだ。たいていの場合、ある曲の細かいところでハマッてしまって時間切れとなり積み残しが発生する、というのが世の常だから。
よく「段取り八分、現場二分」などといわれるが、まったくそのとおりである。会社の仕事でも同じで、こういうことは是非見習うべきだと思った。趣味だって勉強になるのである。
<アルセナール>
いきなり人数が増えて自分の音がわからなくなったのと超強力な低音軍団(テューバ×2、バリサク、バスクラ、ファゴット×2)に影響されて吹きすぎたかも知れない。気をつけなければ![]()
<愛の挨拶>
ひたすら透明に抑え目
に。木管の響きに完全に溶けむのだ。
<不滅の光>
ハーモニーのキメ所を教えてくれたおかげでとてもきれいに
ハモって気持ちよかった
これはちょっとオケでは味わえない響きだ。
<指輪物語>
遠慮せず思い切り鳴らしてみたが、強力なテューバが助けてくれて轟く
重低音。実に気持ちよかった![]()
懸案だった1楽章の3/4の早いところもミュートの着脱を含めておおむねできたし、2楽章のトロンボーン4本のコラールも4人揃ったのが2回目とは思えないほどきれいにキマッた。もうc-mollのコードなんか完璧
本番もこのようにうまくいくといいな。
反省点は
・1楽章の3/4の早いところでリズムが合わなかったところがあった
・1,5楽章のペダルB♭が不安定
・2楽章のaccel.しながら8分音符で上がっていくところがコケた
・5楽章のメロディーがアタフタ
してしまい、指定されたアーティキュレーションでできなかった
・5楽章のCoda部分で32分音符のところを16分音符と読み違えた
やはり練習が足りないという感じではあるが…まぁ落ち着いてやれば大丈夫な領域だろう。
<エレクトリカルパレード>
低音の調子良好
ペダルB♭も安定していた。ハジけても
いいけど、あんまりブリブリやりすぎないように注意![]()
完全に暗譜できてない部分があって、ちーたしたときに頭が真っ白になりそうだった。頭に叩き込まないと![]()
<ホールニューワールド>
イントロ以外はがんばらないことだ。fでも角を立てずソフトに。とはいえ、リズムをもう少しはっきりとさせたほうがよさそうだ。
ソロを聴くこととシャレたハーモニーを楽しもう。
<パイレーツオブカリビアン>
思い切りハジけてエンジン全開
フルブースト。これはいくらやってもいいだろう(と、勝手に思っている)。
こういう曲は中途半端が一番カッコ悪い。やるならやるで思い切りやらかしたほうがいいのだ。
低音ブリブリ、キメ所もしっかりキマッて気分最高
であった。(って、気持ち良きゃいいのかよ
)
<アンコール曲>
TVテーマ曲:こういう曲は久しぶりなので、ノリについていけましぇ~~ん![]()
行進曲:とにかくキツい。デス
マーチだ。もうヘロヘロ
…
全体的にものすごい盛り上がり
で、緊張感あふれるアツい
サウンドだった。ほんといい汗
かいた。これは一種のスポーツ
だ。
反省材料がないわけではないけれど、『人事を尽くして天命を待つ』という気分になれた、有意義なゲネだった。
これは絶対にいい本番になると確信した次第である。
【楽団の方へ】
ぜひ録音CD(できればDVDも)が欲しいのでよろしくお願いします![]()
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小山台吹奏楽団 第25回演奏会
2009年6月27日(土)14:00開場 14:30開演 入場無料
大田区民センター
(JR京浜東北線、東急池上・目黒線 蒲田駅 徒歩15分)
不滅の光
パイレーツ・オブ・カリビアン
指輪物語より
他
指揮:木村 圭太
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中央区交響楽団 創立15周年記念演奏会
2009年11月8日(日)昼公演
ミューザ川崎シンフォニーホール
ラヴェル/古風なメヌエット
ドビッシー/小組曲
サン=サーンス/交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」
指揮:石毛 保彦
オルガン:浅井 美紀