今回は珍しく練習が午前中。

この先会場の都合で土曜日の夜練習というのが多くなる(夜の時間帯は3時間のため実質練習時間が2時間半しかない)ので、練習時間を少しでも長く取るために午前中を管分奏・午後を弦分奏と割り振ったのだ。今期はメインが第九とあって、取り組み方も今までとは違っている。


管分奏はシャコンヌから。というか今日の第九は1楽章のみなのでこれだけ。
早めに行ってウォーミングアップを充分やったのでなかなか調子が良い。
どうも自分の中に以前(8年前)やったときのイメージが残っているきらいがある。違う音楽を作るつもりでやらなければ。

マウスピースはラスキー85MDにしてみた。マッチングは非常に良好。オルガンのペダルのような音色を目指そう。


練習が午前中で終わってしまったので、午後は1stTrb氏と車で蒲田のシアズに行く。

Tru-Boreバルブのオフセットがどうしても吹いてみたかったのだ。

1stTrb氏(Shiresのテナーを使っている)はF.E.Oldsテナーバスのロータリーのストッパーゴムがほしいんだそうで、ついでだから一緒に行こうということになった。


オフセットTru-Boreとご対面。うおぉラブラブ!かっこいいビックリマーク

ベルは標準的な1Gだがスライドはニッケルのデュアルボアという変わった設定。

レスポンスがとても良くて、まるでテナーバスのように軽快に吹ける。でも音色は決して軽くはない。


自分の楽器(インライン)と比べても一段とヌケが良い。

低音はまとまった音でズドーンと鳴るし、上のほうの音もモコモコせずクリアに響く。
ラスキー85MDで第九のソロとか吹いてみたけど、これならイケる。


レスポンスがいいのは、もしかしてニッケルスライドの効果か?

ひとつ失敗した。自分の楽器を持って来ればよかった。スライドを換えて試してみるべきだった。

コントロールのしやすさは絶品合格

吹いているのがとても楽しい。いつまでも吹いていたい気分にさせてくれる。


右から主管・D管・F管。


ラッパとのユニゾンにも堪え得る音色でビッグバンドなんかに適しているかも。

もちろんクラシックにも向いている。ジャンルを選ばない楽器だ。


やばい…叫び 欲しい恋の矢