いよいよ第九に向けての練習が始まった。
「入念に譜読みをして気を引き締めてかかろう」と思っていたのだが結局あまり予習できず、またコンディションの面でも前日のPTAラクロスのせいで筋肉痛という体たらく。
シャコンヌは以前やったことがある(1999年の第5回定期演奏会)のと、第九は4楽章だけだが管楽器合奏で昨年末にトリトンのロビーでやってるので、まったくの初見というわけではない。しかしいざやってみると思いのほか苦戦。やはり取り組みが甘いと討ち取られる。
シャコンヌはシャイアーズに門脇モデルのマウスピース。この組み合わせなかなかいいみたい。息がしっかり入り、かつ音がバリバリしない。
全体的にオルガンのようなサウンドが求められるだろうから、そういうイメージで吹こう。テンポの揺れや変化に敏感に反応しなければ…。
第九はバック45Bにやはり門脇モデルのマウスピース。マウスピースまで換えるのはどうかと思ったもので。この組み合わせもいいみたいだ。コンパクトに鳴らしてやるとちょうどいい。力を入れすぎることなく低弦に乗っかって楽に吹くよう心がけよう。
4楽章のソロやドッペルフーガはもちろん、2楽章も要練習だということがわかった。上のほうの音が続くので耐久力も課題だ。
しかし練習とはいえ4楽章のソロは緊張する。心臓に悪いぜ…。
そんなこんなではあるが合奏はそれほど崩壊することなく、数箇所止まっただけでなんとか1楽章から4楽章最後までいってしまった。みんなさすがだなぁ…。
自分はまだまだ課題だらけだけど確かな手ごたえを感じた初見大会であった。