FROG IT BLACK




これは2011年に発売したDVD

ヤステンこと、ハネダクラフトの安井さんがマッスルベイトというフロッグで
琵琶湖のバスを狙うという内容。

フロッグは中空のソフトボディーのルアーで、すり抜けのよさを生かして
菱藻などの水草の場所で大活躍なのですが

まあ、すり抜けが良い分、魚の針掛かりが良いとは言えません。
だが、水生植物に身を潜める魚はフロッグだから獲れるとも言えるでしょう。

撮影の前年に安井さん、琵琶湖で良い思いをしたようでフロッグDVDの企画になったようですが
その年の厳しさは、ホントにえらいことでしたw
チャンスの日に魚が獲りきれず、梅雨が明けて事態は悪化していきます。

その中での人間模様がだいぶ面白いです。

これ見たら、ヤステンが口は悪いけど、仲間思いのええヤツなんだなっていう所というか
いいキャラが伝わるんじゃないかと思います。
これは、厳しい状況だからこそ出てくる本当のヤステンが見れます。

また、タバコを吸ってるシーンは普通に使っています。
このご時勢だとタバコは色々悪いイメージに思われる事があるかも知れませんが
彼はタバコの吸殻をポイ捨てなんかしないし、マナーを持ち合わせています。

だから、堂々と吸えばいいと思うので僕はカットしたりしてません。
そして、湖上の3人のラストのジッポの音がなんともいえない、いい余韻を残してくれるのです。

例えばルパンの次元大介がタバコ吸ってるのかっこいいですし、批判しても仕方ないですし
キャラクター付けでありアイデンティティーです。
それ見た人がタバコ吸うのは自己責任ですから
仮に古い映画でタバコをポイ捨てするシーンがあったとしても、マネするヤツがいたら
それはその個人が頭悪いだけで、その個人が非難されるべき話だと思います。
それくらい自分で判断しろよと。

話は戻りますが、企画した守田君から何も企画を教えられてなかったので
ちょっともめてるシーンも入っていますw
そんな人間臭さがおもいきり出てる釣りDVDなんてそうそうないでしょうね。

多くの釣りDVDは商品の販促の為に作られてたりしますし、
釣れてないシーンが多いので
「何に為にこのDVDを作っているのかわからない」
「釣れないルアーだと思われる」
とまで言われた事がありますが、まあそういう感想を述べられるのは
釣りDVDを販促の為としか思っておられないからかも知れませんね。

僕はそこは、安井さんの人間としてのエエトコが出てたら、それこそが販促になるんじゃないかなと思ってますし
ハネクラの代表、小川さんは何の修正もなくOKを下さりました。

内容は、ちょっと真面目な感じのドキュメンタリー風の本編「FROG IT BLACK」と
スピンオフムービーの「湖上の3人」
フロッグのチューンの解説とタックル解説が収録されています。

「FROG IT BLACK」と「湖上の3人」はほぼ同じ素材を使って
「ドキュメンタリー」と「その裏側」という対になった作りで
正直、画期的な感じです。

「FROG IT BLACK」を見て「湖上の3人」を見るとより楽しめるというか、だいぶ笑えますw


というこのDVD、僕の中でも傑作というか思い入れがあるので
是非見たこと無いという方は見てください。
よろしくお願い致します。