2024年8月18日、愛知県の東海市芸術劇場で過ごした時間は自分にとって一生、忘れられないものになった。


(コントラバスオケの様子)


協賛企業の皆様、きてくださったお客様、佐々木さんをはじめ運営チームの皆様、コントラバスオケ・オーケストラの方々、MINTrabass、榊原先生、中村さん、ドイツでコレピティをしてもらった学友などここには書ききれないぐらい多くの人があの演奏会に携わっていてこの1日のために何年も前から計画して準備した。

 


その記憶を忘れることはないが、僕の気持ちと共にここに思い出を書き残したいと思う。今日は第一弾!(第二弾はいつになるかわからないが絶対にかく)









コントラバスオケは確か記憶では僕ではなくて、主催の佐々木さんからアイディアを出してくれたと思う。ドヴォルザークを弾くのは決まっていて、その前半にやらないかというものだった。ホールの舞台をコントラバスで埋め尽くしたい、最初はそのようなコンセプトから始まったと思う。



その話を聞いた時、プログラムにも書いたが僕は文屋先生が韓国でやっていた90' Kontrabassを思い出した。少しの不安な気持ちとどんな音が出るのだろうという想像でよし、やりましょうと返事をした。


(運営の佐々木さん)


とにかく音を出すまで長い道だった。まずコントラバスオケ、というか大編成のコントラバスアンサンブルのために書かれた曲はないからだ。まず文屋先生に話を聞いた、先生は色々話してくれたのだが、編曲は気をつけてすること、そして練習を絶対何度もすることこの2点を何度も口酸っぱくおっしゃっていて90台もコントラバスが集まると音がぼやぼやしてしまうと言っていた。そのため、彼は2度に分けて演奏会の1ヶ月前に韓国・ソウルへ渡って指導をしたらしい。



(その時の様子がこちら)


言われたことに気をつけて編曲を進めた。音域のこと、そして今回は一般公募、アマチュアの奏者さんが多かったから技術的に難しくなりすぎないようにかなり気をつけた。(特に3-4番のパート)



(編曲中、これはカルメンの2曲目)


曲を完成し、練習した後でも不安は続いていた、というか初めてのリハーサルが近づくにつれて、正直このコントラバスオケがどのようなものになるか全く想像がつかなくて2-3ヶ月間悩みに悩んだ。周りにいた友人にも本当にどうなるか想像がつかないと何度も言ったし相談したことか。


だが、帰国してからすぐMINTrabassでリハして色々話し合って、昨日音が出て初めて音楽になってやっと長い間背負ってきた緊張がほぐれて、全体リハーサルの1日目を迎えた。


(練習初日!皆さんと共に)


懇談会が練習前にあってお弁当を皆で食べたが、緊張でお弁当の味は覚えてなく、何も考えずにご飯を食べていたら恥ずかしながら1番最初に弁当を食べ終わってしまった😅


そこからいろんな方と話してリハーサル1日目、初回とは思えない本当に素晴らしい音、そして音楽がそこにはあった。僕は思わず感動してしまった。気持ちが一つにまとまって、本当に素晴らしかったと思う。まるで一つの家族、ファミーリエのような。


そこから本番まではあっという間だった。MINTrabassが入ってからのリハで全体像がより鮮明に見えて、音楽がイメージしやすくなったし、細かいフレーズの作り方も全体で共有したりなど。リハーサルもとてもスムースにいった。


(水野くんと共に 第一弾)


(水野くんと共に 第二弾)


(リハーサル2日目, MINTrabassのメンバーと共に)



そしてそのまま本番を迎えた。あっという間だったことしか覚えていない。



本番。



みんなの音が一つになって経験したことないぐらい魂が震えた。みんな素晴らしかった。素晴らしすぎた。




前半の教会音楽の曲は響きが綺麗に調和し、美しい音楽に、低音のみのオケだけど、低音の響きが素晴らしい。特に最後のカルメンは本当によかった。本当に本当によかった。


あの日、あの現場で、ホールで生み出されたあの響きと音楽は一生忘れない。きっと2度とこのメンバーでは演奏できないと思うと残念だけど生きていればみんなとまた会えるだろう。






(第一部の様子)


コントラバスオケの人たち、みんな本当にありがとう!また一緒に弾きたいなー、そのためにもみんな元気でね!


協奏曲についてはまた今度!