それまでの人生が音を立てて崩れた日から半年が経った。
彼女と別れた日だ。
今日は少しその彼女のことを振り返ってみようと思う。
その彼女とは、幼なじみで小学校に入る前から知っていた。
自分でも驚きだけど出逢ってから二十数年経って付き合うことになるなんて想像もしなかった。
彼女と付き合うまで俺は適当な恋愛しかしたことなくてぶっちゃけ人を好きになったことなんてなかった。
恋愛なんて暇つぶしくらいにしか思ってなかったし。
そんなものなくても生きていけるって思ってた。
でも彼女と付き合ってそれまでの人生がひっくり返るほどの衝撃を受けた。
人を好きになることの素晴らしさとか苦しさを味わえた。
本当の愛ってのを知った気がする。
もしかしたら本当の愛は俺の想像以上に深い場所にあって、俺が感じた本当の愛ってのはその深い場所には全然届いていないのかもしれない。
だけど、あの時は本当の愛と永遠を感じた気がする。
泣くほど人を好きになったのも初めてだった。
だからこそ、別れた時はそれまで感じたことの無いあらゆるネガティブな感情に襲われた。
絶望感とか罪悪感とか後悔とか。
またまたそれまでの人生がひっくり返るほどの衝撃を受けた。
大袈裟じゃなく飯が喉を通らなくて眠れない日々が何日も続いた。
とにかくどん底だった。
そんな俺を救ってくれたのは親友や先輩だった。
普段言葉に出して言うことはないけど本当に感謝してる。
彼らがいなかったら今の俺はない。
救ってくれた彼らを今はすごく大切に思ってる。
いつもありがとう。
別れてからは感謝とか人の温かさとか人生の色々を知った。
そんなこんなで別れてから半年が過ぎて時の流れなんてあっちゅう間だなって思う。
その中で辿り着いた答えは、やっぱり彼女しかいないってこと。
世の中には魅力的な女性は沢山いるし、「社会人は出逢いが無い」なんて言うけど出逢いなんていっぱいあると思う。
恋愛のチャンスも沢山あると思う。
でも、それでもやっぱり彼女が良いんだ。
未練がましいだとか女々しいだとかそんなの知らねぇ。
勝手に言ってろ。
そんな小さなプライドを守るくらいなら彼女が好きっていうプライドの方を大事にするよ。