アメリカ的スピナーベイトの話 | ニューヨークでバスフィッシング

ニューヨークでバスフィッシング

アメリカ生活40年!のベテランが語る、ニューヨーク近辺のバス釣り情報&シティー・ライフ。


パーツ組んで自分でカスタマイズした「釣れる」スピナーベイト。



     久しぶりにニューヨークも本来の⛄️冬らしくなって来ました。雪も久しぶりに降り、今週いっぱいは氷点下になるので、アレ🧊🎣の準備か!?^ ^


とりあえず釣りに行けない日は家でタックルいじってますが、今回はスピナーベイトの話です。


僕にとって、スピナーベイトが1番最初にアメリカでバスフィッシングをやっててマスターしたと言えるルアー。システマチックにアプローチ出来て、集魚力も高くビッグバスも釣れるのでメインルアーとしてよく使ってました。


スピナーベイトの特徴とか、テクニックについてはあちこちで紹介されてるけど、ここではあまり知られて無いスピナーベイト情報をちょこっと書きますね。笑

信頼のスピナーベイト。クリスタルS、Bear Book 、Kaz Custom、 Stanley Vibra Shaft



1) 経済的でよく釣れる!Refurbished スピナーベイト

20年以上昔日本に遊びに行った時にNoriesクリスタル Sの存在を知り、あまりに釣れるので毎回買いだめして使いこなして来ました。


デザイン、バランス、バイブレーションとどれをとってもアメリカのスピナーベイトとは比較出来ない程のクオリティ!


ただ、アメリカでは入手しにくいしアメリカンメイドに比べると高い!笑


そこで僕は釣りすぎてワイヤーが壊れたクリスタルSのブレードやパーツをセーブして、ワイヤーとへッドのみオンラインで購入。自分なりの”Refurbished “クリスタルSを使ってます。


こないだ日本に行って買って来たSuper Slow Roll をフローティングドックの際でゆっくり引いて来たら、「ドン!」と一発ビッグワン!



2) 意外なチューン方法でストロングバイブレーション

このチューンは10年ほど前アメリカのあるベテランバスプロが動画で紹介してた物で、スピナーベイトについては殆どわかってたつもりの自分もこれを観て流石に「眼からウロコもん!」でした。


要はタンデムブレードの場合、ブレードとブレードの間に多目にビーズ等で距離を空けるんです。


そうすると前方ブレードの回転から起きる水流がブロックされず(スリップストリームせず)に強いバイブレーションを生みます。


強いバイブレーションを生むという事は、スローローリングにも向いていると言う事‼️


ブレードのセッティング次第では、市販のスローローリングモデルよりもゆっくり引けますよ〜🤫



3) バスフィッシングの神がやってたバーニングチューン
ついこないだリタイアしてしまったバスフィッシングの神様Kevin Van Damのビデオ(これも20年以上前かな?)で紹介されてたチューン。

クリアウォーターでスピナーベイトを速弾きしやすい様に、ダブルウィローモデルのブレードを小さくし、ボディーにカミツブシオモリをクランプする。
タフコンディションでも超!速弾きするとリアクションでバイトする事をこのスピナーベイトで学びました。一日中やるのは、ちょっとしんどいけどねー。笑

最後に、25年以上スピナーベイトを使って来た自分なりの結論は、ホワイト系の1/2ozでタンデムが1番使用率が高くトレーラーフックは付けた方が良い!です。トレーラーワームはたまーに付けるけど、絶対必要ではありません。^ ^



芸術品!とも言える熊本産のBear Book スピナーベイトのコラボに関わった、アーティストの  Kさんがそのルアーでナイスバスをキャッチ!



ブレードのコンビネーション、ウエイト、カラー、スペア等を含むとざっと60-70個のスピナーベイトが必要になる。自分でカスタマイズすれば、もっと楽しいスピナーベイトワールドがエンジョイ出来る!