人を笑わせる時に絶対に守らなければならないルールがある。
それは「人に迷惑をかけないこと」だ。
これが守られていないものは、友達がどれだけ笑ってくれたとしてもユーモアとして0点だ。
醤油注しを鼻に突っ込んだり駅のホームで線路に進入したり。
もちろん人を傷つけて笑いを取るなぞ論外。
これを一言で「不謹慎」という。
究極、とーちゃんがお前に道徳として教えるのは「人を傷つけるな」。
この一点だ。
とーちゃんが「やめろ」「するな」と言った事は、するな。
ちなみにテレビは不謹慎のオンパレードだ。
テレビの面白さの一つはな、「やっちゃいけない事をしている」からだ。
よく「子供が真似したらどうするんですか」なんて声が上がるが、テレビが「やっちゃいけない事をする媒体だ」という前提に立てば子供の悪事を止めるのは親の務め。
テレビを見て、大いに笑えばいい。
ただしそれが不謹慎な事柄ならば「これは不謹慎な事だからお前はするな」と言う。
わかるか?
不謹慎は、それを仕事としてやってる人以外はやっちゃダメな事なんだ。
だから昔はテレビを見ながら「勉強しなきゃああいう人になるんだぞ」と言われたもんだ。
それが今の時代は、もっと直接的になっただけ。
不謹慎をしたらシンプルにボロカス怒られるぞっていう。
悪口言われたり嫌なことされたり、悲しいだろ?
それを回避するのが、そもそも不謹慎をしないでいる事だ。
簡単だろ?
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