先週、祖母の納骨。
蝉時雨の古い墓地に、おっさん(住職)の鳴らす拍子木の音が響く。
そういえば、「おっさん」て浄土宗の言い方なのかな…
家の宗旨が同じパートナーも前に法事の話をしたときおっさんと言っていた。
祖父の納骨より60年経って開かれる墓は、予想に反して石室もご先祖さま方の骨壷も見当たらない土の空間だった。
白い布に包まれた祖母の骨壷がぽつんと置かれ、大きな石板が被せられる。
お母さん、やっとお父さんのところに行ったんか。
という通夜の席での父の言葉を思い出し、
そこに他の骨壷がみえなかったので、お祖母ちゃんが果たしてお祖父ちゃんと一緒になれたのか少し不安に思った。
孫のひとりも一昨日あなた方の側に行きましたか?
墓地の土の上を歩く大きな蟻の行列を一心にみつめる由々。
由々、これから頑張ろうね。ママがついてるよ。
遅く生まれたあなたがお墓に入る頃にはここにいる皆は居ないけれど、あなたが充実した生を全うできるよう、頑張って道をつけよう。