メタボヘタレの四国お遍路日記 -12ページ目

メタボヘタレの四国お遍路日記

起業を決意し退職したメタボ君の自分探しの旅

曲がり角を曲がれど曲がれど同じ角度の急斜面。この時は下

しか見ていませんので、周りの景色はわかりません。この

苦しみから逃れるには進むしかありませんが。思うまいと

していた「何で来ちゃったんだろ」と初めて思ったとさ()



するとある曲がり角を曲がったら



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着きました、浄蓮庵。階段の置くに弘法大師様の像。これは

経験した者のみが味わえる感動というか安堵の瞬間。


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ここで20分の長い休憩。程なく大阪のパンチパーマの方も

到着。先程のトレイルランニングの女性の話で盛り上がり

ました。




ここからはいよいよ目的地、焼山寺に向かいます。ただ

約半分で345m下り、残りで300m登るコース。


下っていると、一瞬人里に入り、道で休憩していると横に

こんなものが。


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タヌキの毛皮??さすが四国の山奥です(笑)


また、今まで気が付いていなかったのですが、各難所

の始まりに、このような「遍路ころがし」の看板。




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6箇所あって残り2箇所。最初は下りの急坂。ただし

私、下りは得意。アディダスのスパッツも有効に機能

しています。こんな写真を撮る余裕もありました。



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大イワナがいそうだなとか思っていると、

最後の看板。


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先を見ると明らかに急な

登り坂が延々と。しかも今までで、最も急。これは

何に見えますか。



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道です。ロッククライミングでもあるまいし。

ここを登っている時は、完全に思考停止状態。


他の方は、「黙々と登っている」という表現が出来ます

が、俺の場合、「黙々と休んでいる」といった具合。


10歩歩いては止まりの繰り返し。時間は、まだ午前なの

で心配はしていませんでしたが、途中で横隔膜が攣り

ました()


それで休んでいると大阪の方が追いついてきて、「もう

少しだよ」と声をかけてもら何とか気力を戻し、同じ

ペースで上がります。



よく他のブログとかで、「南無遍照大師金剛」を唱え

ながら登るとか出ていましたが、それどころではあり

ません。「とにかく1歩づつ前へ」これしかありません

でした。


遍路ころがしの終わりを告げるベンチで大阪の方が休憩

していました。その時には、すぐにはしゃべれません()



ここからは緩やかな登り1km位で焼山寺です。



正直、達成感爆発かと思っていましたが、肉体の疲れが

精神を凌駕してしない「終わった」というのが正直な

感想です。


時間は正午ジャスト。6時間15分の行程でした。



納経して1時間30分以上休んで、本日の宿に向かいます。


ここから4km下ったところにある「善根宿すだち館」です。

疲れて写真を撮るのを忘れてしまいましたが、本当に

お遍路にとってはいい宿です。ただ疲れたので内容は明日

アップします。


とにかく俺、お疲れ様でした!!



本日の万歩計 34,250歩 走行距離19.86km 地図上距離16.9km

いかに歩幅が狭かったか


ps.前泊した旅館吉野の部屋のキーを持ってきてしまいました。

  郵送します。申し訳ありません。


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泊まった寿食堂のサチちゃんです。まだ生まれて4ヶ月の子犬です。

前日遊んであげた時は全く鳴かなかったのに、出発の際には、鳴い

てくれました。別れがわかるのでしょうか??

犬猫には妙になつかれるのはなぜでしょう???




今日は昨日より10km程多い距離。はりきってまいりましょう!!



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2km程で6番安楽寺に到着。ここで初めて歩き遍路の方、

それも野宿組の方と会いました。ただすでに納経は済ませた模様

で挨拶だけ。今日も少ないのかな?




次に向かって進みますが、お遍路の道しるべが見当たりません。

また道を間違えたようで、地図を見ながら7番探し。よくわから

ないので高校生に聞くと、恥ずかしいかなちょっと先の道をまが

ったらありました。


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ここで60才位の夫婦お遍路に会いお話を。なんと非常に家が近く

の方で、すでに秩父、坂東や西国の霊場巡りを最後に四国に来られ

たとか、歩く経験・年期が違います。ほぼ一緒に出ましたがすぐに

離されていきます。マイペース、マイペース!!




歩きながら頭で流れてくる曲は、大塚愛/ユメクイとなぜか水戸

黄門のテーマソング。「僕はいまユメ、旅の中~」「人生楽ありゃ

苦もあるさ~」




途中でこんな像を見つけました。あまりに似ていたのでパチリ。


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三木武夫元首相です。




ここから上り坂。ただ弘法大使様(金剛杖)の使い方がうまくなって

きたのか順調です。とおもったら、側溝の穴に杖が入り、危うく

折ってしまうところでした。少し傷が付いたので絆創膏を貼って

おきました。




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そんなこんなで8番、9番は順調に、ではなく本来の遍路道を外れ

ながら走破。この時点で1120分。順調じゃん、俺。ひょっとして

メタボなだけでヘタレではない!!なんて思って歩いていると、四国

は田植えの季節です。なんかいいな~~


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次は、10番切幡寺、ここは山門から333段の登り階段がある所()

もうすぐ山門という所で呼び止められます。

表装仏具を取り扱っている須見光栄堂というお店。



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「歩き遍路ですか?よかったらリュックだけ置いておかれていけば」

いわゆる「お接待」というものです。四国の方は、お遍路さんには

無償で有形・無形の施しを当たり前にしてくれます。



歩いた距離もすでに10kmを超えていたので、有難くお受けしました。

「何か盗られているのでは」と思ったあなた。心が歪んでます()



という訳で10番切幡寺の山門に到着。



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「背中の荷がない分楽に」というわけにいかず、やはりヒーヒー、

ゼイゼイ、何でこんなに登りには弱いのでしょう()




あと50段というところで、目の前の階段からガサガサ、正真正銘

のシマヘビがニョロニョロ。1m位はありました。一瞬だったので

写真は撮れませんでしたが、ヘビは縁起が良いものということで...



ここからは、次の11番藤井寺まで9.3kmの長丁場。吉野川を越えて

橋を渡ります。



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「しまった!!」橋の上は、昔弘法大師がよく野宿した場所として、

「金剛杖は突いてはならない」というルールがあったのを、半分

以上渡ってしまってから思い出しました。スイマセン。




そのバチがあたたったのか、畑の中の道を進むと、明らかに左足

のかかとに違和感。そう、とうとう靴擦れが出来てしまいました。

すでに20km以上歩いているせいでしょうが、明日のお遍路最難関

の焼山越えの前には作りたくなかった()




畑の道に座り込み、まずは水抜き。このために用意していたキズ

パワーパット靴擦れ用を貼りますが、なんと左足の親指と人差指

の付け根にもマメが...一気にモチベーションダウン。明らかに

足取りが重くなります。



そんな中、こんな選挙ポスターを。



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後藤田さん、ここが選挙区だったのね。偶然に水野真紀ちゃんに

会えないかな?とか思っている俺。煩悩丸出し、ダメダメです。




どうにか最後の11番藤井寺に到着。



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まづ靴と靴下を脱いで、マメを乾かします。納経後、重い足取り


で本日の宿泊場所の旅館吉野に到着。



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今日は、宿泊客は12名と多め。先程の夫婦もご一緒です。

私同様、足にマメを作られている人もおり、なんとなく安心感。

(なんで??)




明日は、四国遍路最大の難関といわれる焼山越え。足の整備をして

はやく寝ます。




本日の万歩計 43,458歩 25.2km 地図上距離 23.7km



Ps.ソニープレステで情報漏えい。ハードユーザーのH君は大丈夫?

前夜の夜行バスは、3列シートでやや足場が狭いものの

快適でよく寝られた。いびきはかいていなかった模様()

630分ジャストに徳島に到着。見事なものです。




ここからJR高徳線の坂東駅まで約20分、電車待ち時間も

いれて725分に駅に到着。ここから約600mで一番札所

霊山寺です。



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程なく到着、まづ菅笠と金剛杖を購入。この時、店のおば

ちゃまが、「菅笠は大きい方が絶対いい」と勧めてくれるが

「納経軸をリッュクに差すので当たらないですか」と俺。


実際リュックを背負ってかぶってみると、明らかにぶつかる。

ただ小さいものでも、上を向くとぶつかるので、ここは人様

の意見を取り入れて大きいのを買った。まあ体もでかいし...


白衣も着て、新米お遍路の出来上がり。いざ納経にゴー。

ただ回りに他のお遍路さんが全く見当たらない。



まづ山門で礼、次に水場で両手と口をすすぎ、本堂へ。

ろうそくを1本、線香を3本たてて、納経札を納めていざ納経。


今回の納経は、開経偈→懺悔文→般若心経→大師宝号3回→

廻向と決めている。他に三帰や十膳戒等を読むのが普通と

されているが、信心深くない自分は、意味を吟味し上記と

した。多分これでご利益半減かもしれないが、嘘は良くない。



納経本のふり仮名を呼んでみるが、どこで切るのかわからない。

息が続く限り読むと、次が続かない。まあそのうち慣れるだろう。

(どこまでも適当な自分)

ここまでを大師堂でも、同じことを繰り返す。


納経が終わったら納経所へ。納経軸に書いてもらい、これで
完了。次の札所へ向かう。2番札所極楽寺までは1.4kmと近い。

ただ回りに他のお遍路さんがいない。600m程行った交差点に

道しるべがあるが、2番札所が書いていない。「しまった逆だ」

1番札所に戻ると今の道で合っていた。これも修行なので

しょうか弘法大師様()


それにしても、菅笠が納経軸にあたり、首が回らない。あの

おばちゃん、高いの売りたかっただけじゃないだろうな()



そんなこんなで、2番~3番までは快調に進む。


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俺は平地では他人より足が速いのは実証済み。

市街地のアスファルト道路は得意。

このままだと、13時位で宿に着いてしまうのではと考えて

いると、空模様が変な感じ。


そういえば天気予報では今日の徳島は「曇り時々雨」であった。

3番から4番は本日で一番長い5km。先を急がねば...



ここは、本日では唯一の土の道路がある。

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ただそんなこんなしているうちに雷ゴロゴロ。いつ降り出しても

おかしくない。「俺は晴れ男なんだ。次の札所までなんとか

こらえて」と思いながら歩いていたが、そうは問屋がおろさない。


降ってきました。やばい。PCと納経軸が心配だと思っていると

愛染院というお寺がありました。ここの門でザックカバーを装着。

ありがとう、弘法大師様。ただ雨は次第に強くなり、このままだと

合羽を着なきゃまずいなと思っていたところで、4番大日寺到着。


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助かったと思っていると、完全な本降り、雷ゴロゴロ。納経にすら

行けず、しばし雨宿り。まだ12時前。本日の宿に電話をかける。


「今大日寺に着いていますが、しばらく雨宿りして行きます。15

には着くと思います。天気予報はどうですか」「夕方も雨の予報で

このまま降るかもよ」との返答。初日よりフル装備かと思っている

と少々小雨になったので納経に行くことにした。


するとどうだろう、晴れました。やはり普段の行いが...ではなくて

ありがとう弘法大師様。



意気揚々と次の札所を目指し出発してしばらくすると、「しまった。

弘法大師を置いてきた」ことに気付く。


金剛杖には同行二人との文字が書かれ、弘法大師と一緒に旅をして

いるという意味を持ち、杖が弘法大師を表す。

置いてけぼりすいません。


やはりバチがあたったのではょうか、また降りだしました。

慌ててザックカバーをすると晴れました。ムッ...と

来てはいけません。修行、修行。


そうしていると本日最終の札所5番地蔵寺に到着。

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ここで初めて団体バス遍路に会う。約20名近くが先達さん(何回も

結願している方。いわゆるガイドのような人)にあわせての般若心経

の合唱は、横で聞いていても壮観。


こうやって読むものだったのね。ただ後で一人で唱えても上手くいき

ませんでしたが(笑)


さて後は、本日の宿、寿食堂まで約3.5kmで終了。


ここで、靴摺れではなく股摺れになりつつあることに気付く。

俺はひょっとしてこの後、靴摺れ以上に、股摺れに悩ませら

れるのでは()


途中、遅い昼食を14時頃にセルフうどんで取る。


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1445分に寿食堂に到着。


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洗濯をして、風呂を沸かしてもらい入る。やはり本日の宿泊は、

俺一人のよう。昨日は4名も泊まったとのこと。

ということで、本日出会いは無。

さみしいような、良かったような複雑な心境。



夕食は豪華でした。(これで1人前)


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本日の万歩計。29,75617.25km 地図上の距離14.5km

予定通り。定刻2120分に新宿住友三角ビルより

出発だナウ()




暗すぎて写真は撮れませんでした。



明日の630分頃に徳島駅あたりの何たら商店街に

着く予定です。



おそらく珍道中になるであろう、今回の旅。

乞うご期待!!



それでは、おやすみなさい。


明日の出発に向けて、今回の準備したものを紹介します。




まずは本ブログを書くために購入したPC。


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ソニーのバイオtype-p。軽量・コンパクトでモバイル機としては

最適。販売完了機器で、どの店舗にも在庫しかなく、黒が

欲しかったけど、オレンジしかありませんでした()


モバイル端末のNTTクロシィーに加入したことにより4万円弱で購入、

退職して購入した最も高額な機器。

持ち歩きの防水対策にはかなり気を使っております。


続きまして、今回持っていく荷物。

30Lリュック、頭陀袋。そして納経軸。



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リュックには、①着替え、②雨具、③薬類、④各種充電機器

⑤PC、その他雑貨を入れます。占めて8kg程度。



頭陀袋には、遍路用品と重要品を入れます。

①線香・ロウソク、②経本・納札、③数珠、④地図、⑤財布、

⑥軽食類(カロリーメイト)といったもの。



遍路用品は、一般的に①白衣、②菅笠、③金剛杖、④輪袈裟、

⑤頭陀袋が最も一般的です。



①④は通販で購入。②③は現地調達の予定。④輪袈裟は省略

させていただこうと思います。

(トイレ等は外すといった作法が難しいのと、汗かきですし)



そして納経軸。これはリュックの脇に差して持ち歩く予定。

これも通販で買いました()



普通は、軸ではなく、納経帳を持っていくのが普通です。

ましてや初めて遍路に出る人が納経軸を持っていくことは

非常に少ないのでは...



ただ自分的には、恐らく最初で最後のお遍路の可能性が高い

と思うので、こちらにしました。まさに煩悩丸出しです()



付属していたビニールケースをアルミの防水テープで補強し

ましたが、その防水効果はいかに...



そして最後に、これから約1200km付き合うこととなる靴。



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SIRIO(シリオ) P.F.161GTX 



特徴としては

シリオは、日本人の足型を研究しこれらをもとに

で設計、メイン生産を行っている登山靴メーカー。



私の足は、日本人特有のダンビロ甲高、特に甲が高い。

4Eサイズで最も自分にあったこれにした。


ここ1ヶ月、ほとんどこの靴を履いて、足慣らしして

きた。これにミズノのアーチハンモックス・ソックス

で行ってきます。




収納のため、100円ショップに何度も足を運びました。



さてさて、煩悩丸出しでいろいろ準備しましたが、

その結果は、どうなることか...




とりあえず行ってまいります。