おはようございます。
一昨日から昨日にかけての夜、生活圏で初雪が降っていたことに全く気付いていなかった者です。
昨日の朝目覚めてから、隣の家の屋根に積もった雪をカミさんに言われて目にしました。斜向かいの農家の敷地の日陰にも10時過ぎまで雪が残っていて、そりゃ寒いわな〜と呑気なぢぢぃ(笑)。
ええっと、やっと3週間遅れで「相棒元日スペシャル」を見ました。
ここ数年かなりシュールなエピソードが目立ってきているシリーズなので、またかっ飛んだストーリーかと思いきやそうでもなかった。なかったんだけれど…ね。
前半と後半で真っ二つに分かれたストーリーで、2時間の枠(特に前半のドタバタ)が必要だったのか端的に疑問。
1年前のスペシャルの続編で、前回発覚したはずの殺人教唆の罪から内閣情報調査室(内閣情報官社美彌子(仲間由紀恵))の策謀により逃げおおせた袴田衆議院議員(片岡孝太郎)を、右京さんが結局のところ内調に異動した青木の力を借りて追い詰めるという、デカいのかセコいのかなんだかよくわからないお話。
この袴田議員というのが前回に比べ中途半端に善人に描かれていてどうにも座りが悪いし、その息子(森崎ウィン)の、父が逮捕された際の表情が(含みを持たせようとしているのだろうが)これまたビミョー。袴田の妻(石野陽子)が特命係に対していきなり土下座するシーンも必要があったのか…。単に奇矯なパーソナリティにしか見えず。
まぁ結構とっ散らかった印象ではありました。
先週(20日放送)の「チコちゃんに叱られる」で、「人はなぜ嘘をつくのか?」というお題を扱ってました。人は3歳頃までは嘘をつけず、4、5歳から社会性を身に付ける成長のひとつとして嘘をつくことを憶えるのだとか。なるほどねー。成長を助ける大人の側にもついてよい嘘(方便)ともちろんアウトな嘘はある。あったりまえなことではあるけれど。
オイラ、フォローしている人のそれを覗くだけのためにInstagramに登録している。記事をアップしたこた一度もない。しかるになぜか知り合い以外のフォロワーがある(ほんの何人かですが)。だいたいはなんかしら営業目的の投網を打ってる人たちなんだろうけれど、過去、びっくりさせられる「フォロー通知」が何度か来た。
「フォロー返し」しないでいると先方は解除して去って行っちゃうんだけれど、ひとりは芳根京子、ひとりは浜辺美波と名乗ってた。当然本人とは思えない。しかしアイコン(プロフィール写真)が御本人のものと一緒だったのね、これが。単に盗用なんだろうとは思うけど。でそれから2年ほどは何事もなかったんだけれど、この年明けにこんな方から「フォローしました」が来た。
↓康文寺脇さんなのだそうw
↓ちなみに御本家(公式)はこちら。同じプロフィール写真でしょ。
堂々とエベレストの登頂者を称している。ここでのたもうている「ヒラリーステップの記憶」ってなんなんだよいったい?
他にも数々の「名言」をTwitterに上げ続けていた山写氏のオツムの中、オイラには理解不能である。プロフィールのほとんどがまるまる盛り盛りの嘘八千だったようなんだけど、それにしてもねぇ。よくぞまぁここまで架空の設定を纏って商売にしようとしたもんだ。しかもSNSで発信し続け、とんでもない量のデジタルタトゥを刻み込んでしまった。ある意味、栗城史多を超える大物だったかも。
森山氏は今回も真摯に事にあたられていた。本当に誠実な方である。
にもかかわらず、森山氏のブログに無礼で見当違いでトチ狂ったコメントを残す可哀想なヤツらがやっぱり存在する。そのうちの何人かは、かの下山家にいまだにぶら下がってる連中だろう、間違いなく。
まったくもって信者につけるクスリはないのである。なーんて、3年遅れで騒ぎを知った情弱ぢぢぃなのですが(恥)。
昨日、NHKBSで「ビューティフル・アルプス〜グランド・ジョラス〜」を観た。
イタリア在住の「山好き」な女性ディレクターが、グランド・ジョラスの隣、ダン・デュ・ジュアン(「巨人の歯」4013m)というとんでもなく切り立った岩山をガイドと共に登る。頂上手前は160mの崖である。完全な岩登り。「山好き」なんて軽いひとことで済まされるレベルのものではない。この女性ディレクター、はっきり山屋である。
ネットから借りたこの画像はおそらく冬で、番組はもっと雪の少ない春と思しき頃の撮影だったようである。それでも、おっそろしくとんがった崖を攀じ登るこの岩登り、オイラからするとクレイジーそのもの。映像を見ているだけでおケツの割れ目に汗をかき、フ◯リは縮み上がってしまうのである。
頂上からの景色がこれまたすこぶる怖い。自室にいるのに足先に力を込め、緊張して画面を見る。隣りに聳えるグランド・ジョラスの姿が映ると、あぁあれが森田勝の墜死した山なんだなぁと思ったり。
高所恐怖症というのは鍛えて克服し得るものではないのだそうである。ロッククライミングで高所登山に臨むには、高い所に恐怖を感じない資質を要する。そして強靭な肉体と卓越したスキルと冷徹な判断力を持ち合わせていなければならない。
つまり登山家というのは選ばれし者なのである。8000m峰のピークハントを成し遂げるなんていうのは強者中の強者、超人なのである。オイラには資質が1ナノもないことはしっかり自覚している。だからこそ、クレイジーと思いながらも畏敬の念を抱く。当然である。
「…その文化に敬意を持たずに、売名につかうとしたら、命懸けでその文化を創ってきた我々登山者に対する冒瀆になる」
これは服部文祥氏があの下山家を評した言葉だが、そっくりそのまま山写という人物にも当てはまってしまう…どころではない。安全なところで嘘をついている分、よりはるかにその罪は重いようにオイラには思えるのです。