こんばんは。
アメブロの「コメント自動検閲システム」のあまりのお粗末さがどうにかならないか、と過去何度も頭に血が昇っている者です。
ってな書き出しになったのは先々週またまた不愉快なことが起こっていたためでして。今日、釣りに行ったんで思い出しました。
先月末、釣りにちょっと触れた記事をアップしたのね。そしたら釣りをされないブロ友さんからコメントいただいて、オイラは釣り師モードで返信をカキコしたわけです。
で、その中で「釣りバカ」というフレーズを（それも自虐的に）用いた。ところが送信ボタンを押すとハネられた。「相手を傷つける言葉を吐いてないか？」と。
んぁ？である。例によって例の如く、「バカ」という二文字にセンサーが反応し止めるんである。「馬鹿」と漢字にしてみたがもちろんハネる。いささか白痴的なシステムである。
しからば「釣り〇〇」としてみた。何ということか、ハネられた。「〇〇＝バカ」だということをシステムが検知したのである。前後の分脈なんぞまったく判断し得ぬくせして、変なとこだけ敏感である（爆笑）。
なもんだからイラついたオイラは「釣り…」としてみた。これは通った。しかし更に続きがあって、「釣りキチ」はお咎めなしだったのである。この場合の「キチ」は「ピョン吉」の「キチ」ではなく、「虎キチ」の「キチ」と一緒で「キチガイ」のキチなのは言わずもがなである。まったくもって基準が解らん。
と
との差は何か、ってか前者をハネるのがおかしいだろって。
「うっひゃー、そりゃあオラ、釣りに関してはバカかキチガイでとおってるだ！」（三平三平、アニメ（１９８０年）ではどう自己紹介したのかな。声は野沢雅子御大）。
はい、マクラはここまで（長ぇぞ）。
先週、カミさん、ムッスメ２人とともに六本木（というか麻布）まで出かけました。
↑これを見てきたのです。「美少女戦士セーラームーン展」。
３期に分けて（三部構成なのだとか）開催され、今回見てきたのは第２期（二部）。
メインは武内直子の筆による原画公開。あとは劇場版含めアニメの資料、ミュージカル舞台の衣装（レプリカ？）やプロップ、当時ものの夥しい玩具の展示。いや、本当のメインはグッズの販売か（笑）。今、冨樫義博はちゃんとマンガ描いてるんだろうか（余計な下世話☆＼(￣^￣)ゞ）。
入って最初の展示室では主題歌とともにアニメの映像が流れ、いきなりムードを盛り上げる。だがしかし、スクリーンの真ん前のど真ん中に図体のデカい小太りの男が仁王立ち。連れらしき女子も見当たらず、あたかも「大っきなお友達代表」。ウチのカミさん含め周囲の女性たちはかなり引いてました。
↑「実物大」らしいセーラームーンの武器アイテム。「ムーンスティックとかロッドとか、ウチにもおもちゃがあったねー」と上のムッスメと会話しながら見て回る。
「プルートは人間のときなんて名前だったっけ？」という下のムッスメの呟きに「冥王せつな」とすかさず答えたオイラも大っきなお友達です（笑笑）。
この催し、アニメはどちらかといえば添え物で、あくまで武内直子の原画を見せたいものらしい。で、その原画が本当に素晴らしかった。
「なかよし」の表紙や付録、掲載時の４色カラー扉、単行本カバー等など。印刷物は縮小されることが多く細かい部分はツブれてしまいがちだし、色だって微妙な部分は飛びやすいはずなのだが、恐ろしく緻密な書き込み、圧倒的な彩色なのである。描線は極めて繊細で、Ｇペンでもカブラペンでもなく丸ペンがメインかと。「どうせ印刷では再現は無理だろう」ってな諦めや妥協が見えないんである。
いや〜参りました。これはみんなに見せたいよね、と感動、敬服です。そして撮影禁止なのもうなずける。
アニメにより爆発したあの凄まじいブームの当時、「なかよし」の原作を初めて読んだときには「ちょっと絵柄が古くないかい」と感じたりもしたんだけど、不明を詫びます。この人凄い絵師だわ。
上のムッスメはこの催し、第一期も見にきてた。たしかにそのくらい素晴らしいものでした。
そしてまた驚いたのが、若い女性の入館者が多かったこと。ウチのムッスメたちよりも下の世代がわんさか来てたの。もちろんムッスメたちよりも少し上の層のお母さんたちも、お子さん連れて来てたけど。
あと、オイラと同年代かという外人男性。まぎれもなく大っきなお友達だよね。日本のアニメ恐るべし。セーラームーン恐るべし！なのである。
そうそう、かつては「Pretty Soldier」とされていた「英語表記」がオイラの知らないうちに「Pretty Guardian」に変わってた。「兵士」より「守護者」の方が英語圏では差障りがないのかなぁ。
さぁて、「カードキャプターさくら展」はいつ開催されるかなっ？