お初のFISH ON!鹿留釣行
極寒がすぎるぞ鹿留!
2017年12月23日、ラッキークラフト エリアトラウトテスターの今井さんとフィッシュオン鹿留へ釣行。
この日の鹿留、朝イチの気温−4.5℃で冷たい風が吹いており、準備もままならないほどの寒さ。 釣りを開始してすぐにガイドとリールが凍り、あまりの寒さに釣りに集中するのが困難なほど。 水温は2℃台で、水温低下で食い渋っているのが容易に想像できる状況。
陽が昇るまではスローな展開で我慢
最初はクランクからスタートするも、魚の気配を感じないくらいのタフだったのでスプーンへ変更。レンジを丁寧に切っていってボトムちょい上を上下させるようにトレースするとレギュラーサイズが反応してくれるといった感じ。カラーは食い渋っていたのでアピール強めのゴールドベースと、フラッシングによるリアクションバイトを期待してシルバーベースの2種類をレンジと誘い訳で使い分けることで途切れることなく反応が得られます。また、フォール中にバイトしてくる個体が増えたことにも気が付き、水温上昇とともに色々なパターンを試してみることに。
ポンドの水とイケスの水の違いを意識した魚探し
あまりの寒さにより風裏側ポイントへ移動したところ、間もなく放流があるが低水温で放流魚が動かないのか周辺も釣れる気配すらなし。しかし、放流魚が入ったことは目視にて確認しているので一か所に固まっているのだろうと思い、ポンドの水が滞留するような場所を2.2gのスプーンで探していくとやっぱりバイトラッシュ。明らかに黒くいま放流されました!といった魚が連発してくれます。放流魚が固まる理由はポンドとイケスの水の違い。水温も違えば水質、水深も違うことが多いので馴染むまでは固まる傾向がある。こういった釣りでなくてはならないのがFCスナイパーBMS AZAYAKAのバイトマーカー。吸引捕食するタイプの魚ではないため、バイトは殆どが手元までは現れず、ラインが弾けたり、弛んだり、スライドしたりを目視しながらフックアップする必要性と、入水角を調整してレンジ、スプーン姿勢を微調整していけることがアドバンテージとなり魚の性格に合わせたアプローチが可能となりました。
レンジを見つけてしまえばこっちのもの、クランク(ディープクラピー、クラピーDiy2、ボトムドライブR)やエアークローのスロー展開でも連発してくれます。もちろん今井さんも繊細なアプローチとコース取りで大連発!
陽がさしてからは水が動くエリアで勝負
日が射してきて風も止んだので、水が動き高活性なトラウトを狙うべくアウトレット附近へ移動。これが大正解で11時頃から16時頃までコンスタントに釣れ続く。ボトム系スプーンへチェンジするとバイトラッシュが始まり、回遊している魚の先へキャストして動きを止めて、逆に誘導してはキャストして動きを止めてを繰り返し、トラウトボールを形成したところで一網打尽にしてゆきます。この釣りにはスモールゲームPEの浮力を生かした垂直に近いスローフォールがキモとなり、100%ヒットの状況を作り上げることに成功して余裕の3桁超えで爆釣を楽しむことができました。
初冬の鹿留ですが厳寒期並みの寒さですが良く釣れます。積雪はないですが、朝は凍結している場所もあり滑り易い場所もたくさんあります。防寒対策を万全に、足元に注意して楽しんでくださいね。
当日のタックル
■タックル1
ロッド:エリアタクトビバーチェCATVS-62XULT
リール:カーディフ YTフュージョンチューン
ライン:サンライン FCスナイパーBMS AZAYAKA 2.5ポンド
ルアー:サーフェイスエアブロー、スプーン他
■タックル2
ロッド:エリアタクトビバーチェCATVS-60XULT
リール:カーディフCI4+ YTフュージョンチューン
ライン:サンライン スモールゲームPE0.3号+Vハード0.8号
ルアー:ボトムスプーン、ポコポコクラピー他