シンコペーションとは、
オモテとウラのリズムパターンを
変えることによって曲に変化をつけること。
よく強拍と弱拍という表現で
説明されていますが、
今ではオモテとウラの方が
よく使われる表現なので、
(少なくとも僕の周りでは)
こちらを使います。
強拍≒オモテ、弱拍≒ウラという解釈で
ほぼ問題ありません。
人の耳はオモテ拍に音が来ると
安定感を感じるようになっています。
このオモテ拍の音を前の音と
タイでつないだり、
休符にして弾かないことによって、
リズムに変化を付けることを
シンコペーションと言います。
シンコペーションにはスピード感が出たり、
リズムが変わるのでインパクトを与えたり
といった効果があります。
(このあたりの感じ方は人それぞれですね)
よく使われるのは、小節の1拍目の音を
前の小節の4拍目の8分ウラの音と
タイでつなぐ方法です。
2拍目のウラと3拍目のアタマを
タイでつなぐパターンも頻出します。
言葉で説明するよりも、
実際に聞いてみたほうが
分かりやすいですね。
①まずはシンコペーション無しの8分音符のパターン
シンコペーション無し
(*外部リンク:音が出ます)
②小節の1拍目と前の小節の4拍目ウラをタイでつなぐパターン
小節をまたぐシンコペーション
(*外部リンク:音が出ます)
③2拍目のウラと3拍目のアタマをタイでつなぐパターン
3拍目のシンコペーション
(*外部リンク:音が出ます)
シンコペーションは「クう」
という表現をされることもあります。
語源は定かではありませんが、
オモテ拍の音が前の音の位置に
食い込んで鳴っているようにも
聞こえませんか?
8分音符のシンコペーションには
他にも色々バリエーションがありますし、
16分音符のシンコペーションも
よく使われています。
16分音符のシンコペーションを
上手く利用すると、
より複雑で軽快なリズムを
表現する事が出来るようになります。
プレイスタイルを語られるときに、
シンコペーションを多用する
と表現される事が多い、
もはや伝説のベーシスト、
ジェームス・ジェマーソンの演奏も
ぜひ一度聴いてみてください。
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