12月22日、函館4日目、最終日の午前。

市電の末広町駅を下車し、元町エリアへ。

まずは基坂（もといざか）からスタート。

函館、横浜、神戸、古くからの港町には元町という地名がありますね。

函館の元町エリアはこんな場所。

エリアの各所にMAPが立っています。

この右上が北。

左は函館山、右が函館港とベイエリア、はるか右に函館駅。

基坂の一番上あたりにある 旧イギリス領事館

旧イギリス領事館は現在は博物館。（有料）

基坂の突き当りにある 元町公園

元町公園内の左側にある 旧北海道庁函館支庁庁舎

北海道有形文化財です。

江戸時代には箱館奉行所がありましたが、海からの砲撃を避けるために少し内陸の五稜郭に移転。

その手前にある 旧開拓使函館支庁書籍庫

これも北海道有形文化財。

元町公園の北側には 旧函館区公会堂

入場は有料。貸しドレスを着て撮影することが人気かな。

旧函館区公会堂の前からの函館湾の眺望。

周辺には個人経営の個性的なお店などがあります。

函館昭和のおもちゃ博物館

日曜のみ営業。カフェになっています。

世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス函館元町店

冬季休業です。

基坂の東隣には 日和坂（ひよりざか）

東へ進むと、北海道らしい 昆布無人販売所

昆布、売り切れなのかな。

もじゃもじゃハウスが。

建物は港の見える丘クリフサイド、ハコダテソフトハウス北櫻茶が入っています。

もじゃもじゃハウスの反対側はツルツルでした。

向かい側には Flower Picnic Cafe -HAKODATE-

西隣の 八幡坂（はちまんざか）に来ました。

TVにもよく登場する人気の観光スポット。

八幡坂を見下ろすアングルを撮影する日本人＆外国人観光客多し。

誰もいないシーンを撮るチャンスがなかなか来ない。笑

遠くには青函連絡船の摩周丸が見えます。

遺愛学院遺愛幼稚園

1895年開園の北海道で最も歴史ある幼稚園。

敷地内に入っちゃダメよ。

幼稚園から道を挟んだ隣にある 函館ハリストス正教会

内部は有料。

アップで

横から

函館ハリストス正教会の東隣には、函館山方向への上り坂 チャチャ登り

チャチャとは豊臣秀吉の側室・茶々（淀殿）、ではありません。

アイヌ語でおじいさんの意味。急坂で腰を曲げて登らなきゃならないから。

さらに東には 大三坂（だいさんざか）

大三と言うと、どうしても 白發中 の大三元を連想するなぁ。

大三坂の一番上には カトリック元町教会

カトリック元町教会を上から（函館ハリストス正教会の側から）見ると、屋根が鮮やか。

大三坂の反対側には 東本願寺函館別院

キリスト教ばかりでなく、ようやく仏教の登場です。

東本願寺函館別院の上には 手作りソフト大三坂

大三坂を下る途中の民家。

1階が日本家屋風で、2階が洋風建築。

こちらの店舗も1階が和風、2階が洋風。

坂になった元町エリアではこのような建築が多い。

昔、函館港に入港する外国船から坂の街並みを見た時には2階ばかりが見えるので、「日本にも西洋文化が浸透しているんだ」と思わせるための工夫です。

大三坂を下りて、八幡坂の下まで来ました。

向こうには函館山。

八幡坂を下りきって、再び市電へ。

元町エリアは散策に良いが、雪が無い季節にスイーツなどの食べ歩きにも良さそうです。

函館さんぽ