11月28日、有楽町駅の西側へ。

左側が日比谷公園の北東隅。右側は皇居。

日比谷公園の北東隅の入口。

入ってすぐの場所に 日比谷見附 の石垣があります。

見附とは見付とも書き、城や宿場町などの入口に設置された
堀や橋と共に、門、石垣などから成る軍事施設。（見張り番所）

街道を通って来る怪しい連中を阻止するためのもの。

日比谷見附は日比谷門を設けた大山道のスタート地点。

石垣を隙間なく組んだ切込み接ぎ（きりこみはぎ）。

1629年、伊達政宗が治める仙台藩によって造られました。

でも残っている遺構のは見附の片側だけ。

他の部分の石垣の残骸でしょうか。所々に落ちています。

上に登ると、

日比谷見附石垣の西側に池（心字池）があります。

昔は石垣に沿って堀があり、その名残です。

よく手入れされています。

池の近くには伊達政宗終焉の地

ここに屋敷を構え、日比谷見附を造ったのです。

上水道の跡である石枡

日比谷公園内にはこのような江戸城関連の遺構がポツポツあります。

日比谷公園を抜け、桜田門の交差点。

写真の左端に写っているのは・・・

米沢藩上杉家江戸藩邸跡

上杉景勝の時代から屋敷がありました。

有楽町駅の東側、ここには1707年から 南町奉行所 がありました。

ここに解説パネルがあります。

見づらいけど

南町奉行所と来たら、次は 北町奉行所

東京駅の北東側、ビルの谷間のわかりにくい場所にあります。

残っているのは解説パネルと、再現した石垣のみ。

近くの鍛冶橋門周辺で発見された石尾を使って積み直したもの。

江戸城周辺には小さな城関連の跡地がたくさんありますね。