桜木町駅ビルの CIAL桜木町、

一番南側、南口から道路を隔てた場所（新南口と同じ区画）へ行くと、

こんな一画があります。

ピカチュウではなく中を覗くと、

SLがいます。 国鉄110形蒸気機関車 と言うらしい。

日本は1872年にイギリスから一度に10両の蒸気機関車を輸入。

そのうちの1両、バルカン・ファウンドリー社製の150形というもの1両が 1号機関車と呼ばれている。

この1両は ヨークシャー社製の110形。だから正確には1号機関車と呼べないのかもしれないが、まぁ1号機関車と言っても問題無いでしょう。

ちなみにこの110形はあまり性能が良くなかったらしい。笑

東海道線でスタートした後、日本各地で活躍後、1924年に引退。

大宮工場で保存されていたが、1962年の青梅鉄道公園の開園時から青梅に。

そして2020年から桜木町にやってきました。

外からも見えますが、やっぱ中へ入ってみましょう。無料だし。

いろんな角度から撮ってみる。

運転席は青梅鉄道公園で見たD51ほど複雑ではなく、計器類も少ない。

ここに石炭を入れるのでしょうか。小さいなぁ。

馬力が低くスピードが出ない上、新橋～横浜間の短距離だからこれで十分だったのかも。

後ろに連結されているのは中等客車。

CIAL桜木町内の展示スペースには、他にも関連展示がいろいろ。

当時の横浜駅（現在の桜木町駅）開業当時のジオラマ。

現在のCIALと、

1872年当時の同じ位置。

野毛に飲みに行く前に、チラッと見学するのに最適です。