6月20日、蒲田の羽田バルを初訪問。
羽田ブルワリーの直営店。羽田ブルワリーと言えば、昨年から醸造を開始し、蒲田や大森などの地域イベントなどに出店している。飲食店用にも醸造しているのかな。
どんな味なのか期待・・・
JR蒲田駅西口から真西へ行ってすぐの場所にあります。メガネ・・の隣。
2階にあります。この階段を上がりましょう。
外の立て看板も目印。この週からランチ営業は一時休止だそうです。
看板や店内黒板などにランチタイムが書かれたままですが、単に消していないだけだそうで。
ほう、ワインも取り揃えているんだ。
入った目の前に厨房。お通し不要&サクっとビールだけ飲んでいきたい人のために、将来的にはここをお通し無しのスタンディングカウンターにしたいそうで。
入って右手にタップが。
清潔感のある店内。食堂のようにテーブルが並ぶ。
ブルーパブとしては少し広いかも。
ビールの説明などなど。 ここにもランチタイムが書かれたままですが、今は休止。
メニューです。(クリックして拡大)
オリジナルビールはIPA、ヴァイツェン、おすすめ(この日はレッドエール)の3種のみ。
サイズは1種類だけ。
おすすめは日によってはペールエール。
スタウトやポーターなど黒いのを作る予定は無いそうで。
ゲストのクラフトビールは無いです。
ビールの種類の割にはフードが多い。
まずはレッドエールから。 この色でレッドエール?
味は・・・ あまり特徴ないかな。
値段から想像したよりもグラスは小さかった。
ビールが出てしばらく経ってから、500円のお通しの登場。こんなに・・・
お通しを食べるためにはどうしても2杯目が必要になってしまいますね。
自分は最初からビール全種類制覇する予定だったので問題は無いが。。。
将来スタンディングカウンターではお通し無しにしたいと言ってましたが、テーブル席でも最初からお通し無しでもいいのでは。
「ワインとフードが中心の店で、クラフトビールも提供する」というスタンスなら わからんでもないが、
「クラフトビールが中心の店」ならば検討の余地あり。
2杯目はヴァイツェン。 バナナっぽい香りでヴァイツェンらしけど、、、まぁ普通かな。
残るはIPA。
ここで問題のシーン?を目にすることに。
自分は17:30に一番乗り。直後に2人組が来店。この2人がIPAをオーダーした。
若いバイト君?がサービング。乾いたグラスを持ち、タップ先端に残ったビールをそのまま注いだ。(先端に何時間も残っている数ミリリットルのビールは酸化が進んで渋い。) グラスに7割注いだところでタップを何度も逆にがちゃがちゃ倒し、マックシェイクのように泡を盛り付けた。2杯のIPAのうち1杯は泡4cm、もう1杯は泡2cm。泡多過ぎで、しかもアンバランス。ところがバイト君、そのまま出した。
サービングはビアバーの心臓部。詳しくない人に任せちゃいかんですな。
なので自分はバイト君ではなく女性店長さんに「IPAを泡無しで」とオーダー。
2人組がオーダーした直後なので、タップ先端に残ったビールが含まれても問題なし。
写真撮り忘れたけど、IPAらしい苦味はありました。そんなに力強さは感じられなかったので、セッションIPAと言ってもいいくらいかな。
どの銘柄も、20年前に廃れた地ビールブーム時の味って感じ。 高いし。
店長さんといろいろお話しする時間があったので・・・
・タップ先端に残ったビールは渋く、少しでも混ざるとグラス内全体がマズくなる。
・グラスを洗ってから出すと摩擦が減って酸化が遅くなる。
・ビール=泡 ではない。
・価格が、、、
などを話してみました。
ゲストビールがあったり、何社も扱っているビアバーに卸していれば、他社と比較されることにより全体のQualityが向上するのでしょうけど。
また店長さんは他ビアバーやクラフトビールにお詳しくないそうなので、注ぎ方、他醸造所の味、価格などを見ていただくために、Dry-Dock、ピルゼンアレイ、Devil Craftなどを紹介。
店長さんが真剣に話を聞いていて熱意が伝わってきたことと、近隣地区のビアバーでもあるので、今後も応援してみたいと思います。