それまでは、または昔は特に気にもとめなかった風景や環境も今になって気がつくそんなことがある。かつて介護生活でも低所得者・貧困層の身でもなかった時には何も感じず目もくれなかったことの中に木々や野草の姿や生き物の姿が今になって目がいくようになった。その代表例がシジミチョウだ。この小さなチョウは自宅周りや釣り場の草原など何処にでも見られ正直珍しくはない。しかも春先まだ生き物の気配が箕臼な頃から多くの昆虫類が姿を消す秋ぐらいまでかなりの期間見られる。おそらくコンクリート化された環境でもない限り都市部の空き地や野草が生える河川周辺でも見られるチョウではないかと思う。普通見られる多くはベニシジミとヤマトシジミいう種だが驚くことに全世界で5200種日本国内で86種もいるという。その中でもベニシジミは長い期間見られるので個人的には一番身近なシジミチョウだ。自宅周辺でも釣り場周辺でも何処にでも見られるいわゆる「普通種」なのだが背丈の短い草地に多く見られるため一層身近に感じられる。観察がてらに川や森林の周辺を散歩しても草地を複数飛んでいるのが良く見られる。注意して見ていると懸命に野草の花の蜜を吸いながら野草間を飛びまわる姿には妙な感銘を受ける。大きな群れで飛んでいるわけではないが少数の数で飛びまわるこの「小さな小さな命」の姿にまた孤高感を感じて長い介護生活とその後の低所得者・貧困層の身になった今の自分にまた重なって見えてしまう。
ベニシジミ
シジミチョウ類の多くは興味のない関心のない人には注意して下を見ないと見落とされてしまう見落としてしまうぐらい小さなチョウ
ルリシジミ
ベニシジミほど見る機会はなく珍しくはないようだが今まで一度しか見たことがない。




