これは何なのか?の考察⑦(携帯読者用)
僕は枕カバーを買うのが目的です。布団売り場をうろちょろしていたところ、やってきた若者2人が平気な顔でタバコを吸っているのです。
当たり前ですが、店内は禁煙です。茶髪にピアスをしたチャラい若者2人で、本人たちも店内が禁煙なのは知っているでしょう。僕は注意しようと2人に近づいたのですが、僕より先に、客である1人のオッサンが若者の前に立ちはだかりました。
「お前ら、どこでタバコ吸っとんじゃ!」
オッサンのすごい剣幕に、若者は驚いています。店内はざわつき始め、オッサンは「やったった!」とばかりに得意げな顔をしていたのですが、ほどなくしてオッサンの前に、身の丈190センチを超えるチンピラ丸出しの若者が現れたのです。
「どないしてん、お前ら?」
このチンピラは、若者2人のボスです。金のネックレスをしたヤクザ風の男で、それに気づいたこのオッサンが、「タバコを吸ってはダメでしょ」と急に敬語使い始めたんですよ。
最低か、お前!ビビってるか知らんけど30も年下の奴に敬語なんて使うなよ!
「ここは店内ですから、タバコはダメだと思うんですよ」
思うとか言ってるやんけ!なんぼほど根性ないねん、こいつ!
しばらくして店員が来ました。騒ぎは収まり、捨てゼリフを吐きながらチンピラたちは店を出たのですが、チンピラがいなくなった瞬間、このオッサンが近くの若い女の子に聞かせるかのような大声で「ほんまにええ加減にしとけよ、あいつら!」と叫んだのです。
おもろいわ、お前!もうおもろい!たまらんわ、お前みたいなわかりやすい奴!
「今度こんなことしやがったら承知せんぞ!」
あかん、おもろすぎて涙出てきた!友達になりたい!
相手に応じて、このオッサンは態度をころころと変えます。ほかの客も笑っており、かっこ悪いこと極まりないんですね。
僕は、世の中の「これ、何なん?」と思わずにはいられない人・物・事を「ナンナン」と単位化しています。この「本当は気の弱い勇者気取り」はナンナンにほかならず、「何なん?」としか言いようがないのです。
そこで今回は、「これは何なのか?」の考察⑦です。
以下、僕が考えるナンナンをご紹介します。
①山田さん 1ナンナン
この国では「佐藤」という名字が1番多いと言われていますが、山田が1番多いような気がしてなりません。やけに山田という人に知り合う機会が多く、事実、名刺ファイルや携帯電話のメモリーを見ても、山田が圧倒的に多いのです。
みなさまも自分の知り合いを思い出してみてください、山田が1番多くないですか?冷静に周りを見渡してください、佐藤よりも鈴木よりも山田が1番多くないですか?
先日も、ヤマダ電機に山田という店員がいました。その後、テレビの値段を比較するために近くのコジマ電機に行ったところ、テレビのコーナーに足を踏み入れて2秒後にやってきた店員の名前が山田だったのです。
なんでこんなにも山田多いねん!そもそもヤマダのライバルのコジマに山田がおったらあかんのと違うんか!
「お客さま、何か質問はございますか?」
なんでこんなにも山田多いねん!もうそれをお前に直接訊くわ、なんでこんなにも山田が多いか教えろ!
つい先日なんて、仕事の打ち合わせで5人中3人が山田でした。全員がほとんど初対面なことから、それぞれ名字で呼び合います。山田が飛び交ってややこしく、山田じゃない人が「山田さんのおっしゃってることは山田さんの会社だけが得して山田さんの会社が得しないんですよ!」と言ったことに対してもう1人の山田さんが口を挟もうとしたら、「山田さんは黙っててください!今は山田さんの会社と山田さんの会社との話をしているんです!」って言ったんですよ。
もう誰が誰かわからん!まず呼び名の打ち合わせいるわ、これ!
「ねえ、山田さん」
どの山田!?その山田はどの山田のこと言ってんの!?
「たしかに山田さんのおっしゃることはわかります、ただそれは山田さんの会社が儲かってるからで山田さんの会社と比べたときに……」
トラウマなるわ!今後山田って奴と出会うたびにドキッとするわ!「山」登りすら怖くてなんか二の足踏むわ!
はっきり言いますけど、このまま行ったらいつか日本、全員が山田になりますよ。恐ろしいのは中国人による乗っ取りではなく、山田ですから。
②綱引き 2ナンナン
僕は綱引きが嫌いです。言いたいことがたくさんあり、まずこれ、「勝ったからどうやねん」って思いません?「勝った先に何があんの?」という話で、汗だくになって引っ張ったところで得られるものなど何1つないのです。
やってどうすんねん、そんなこと!このデスクワーク全盛の時代に馬力競ってなんの意味あんねん!
「オーエス!オーエス!」
やかましいわ!そもそも綱引きでそんなにがんばれるんやったらもっと普段の仕事がんばれよお前ら!
「よっしゃ!勝ったぞ!」
だからなんやねん!むしろ勝った側の肉体派の奴のほうが人生では負け組多いやろ!メガネかけたひょろい奴のほうが高給取りやったりするぞ、人生は!
綱の最後尾には、尋常じゃないレベルのデブが陣取っています。「綱引きやるためだけに産まれてきました!」みたいなどぎつい奴が体中に綱を巻きつけており、そいつにとっての綱引きは遊びではありません。顔面を真っ赤にして体中で引っ張り、勝敗が決しても「俺は1人でも戦いますよ!」とばかりにしばらく綱から手を離さず、1対30みたいなものすごい戦いを繰り広げるのです。
弁慶か、お前!平成の武蔵坊って呼ぶぞ、お前のこと!
「オラー!オラオラオラー!」
何があってん、お前!話聞いたるわ俺、何があってん!?遠慮せんでいいから俺に話してみ、仕事でなんかイヤなことでもあってんやろ!?
それでもせっかくなので、やるからには勝ったほうがいいです。仕方なく一生懸命に引っ張るのですが、自分のチームの中に、なんの戦力にもならないひょろひょろのジジイが何匹か紛れ込んでやがるのです。
家いとけや、お前!綱とか引っ張らんでええから家でババアの頭の網引っ張って遊んどけや!
「オーエス……」
声ちっちゃ!一応言っとる、こいつ!むしろ士気下がるわ、老いぼれのボイス!
綱引きをやったところで得られるものなどありません。お年寄りだと脳の血管が切れてもおかしくないので、一刻も早くやめるべきでしょう。
③百人一首の大会 3ナンナン
百人一首には、「競技かるた」と呼ばれる大会があります。読み手が読み上げたカードを見つける速さを競う競技で、みなさまもテレビなどでご覧になったことがあるでしょう。
ですが、興味のない人からしたら、こんなことにのめり込む気持ちがわかりません。綱引き以上に「だからなんやねん!」という話で、手でパーンとカードを叩かれたところでアホとしか思えないのです。
やってどうすんねん、そんなこと!もうちょっと光の当たるところに魂ぶつけようや!
「花の色は~、移りにけりないたづらに~」
「はい!」
だからなんやねん!見つけたからどうやねん!そんなん見つけんでええから自分の正しい生き方見つけろよ!
しかも、カードを取ったときの顔面が気持ち悪いです。スパーンと切れ味よく手のひらを叩きつけ、「やったった!」とばかりに妙に得意げな顔をしやがるのです。
腹立つわ、こいつ!で、読み上げてる奴の自分に酔ってる読み方も気持ち悪いねん!「私が今この場所を仕切ってます!」みたいな顔がめっちゃ腹立つねん!
「花の色は……」
「はい!」
速っ、こいつ!手が早漏!
「春……」
「はい!」
「わ……」
「はい!」
速すぎて引くわ!速すぎてドン引き!ちなみに早漏の俺も彼女に「速すぎて引くわ」って言われたことがあるって何言わすねん、お前!思い出したくない過去言わせんなよ!まだ引きずってんねんぞ!
そもそも、「そのカード、ほんまに合ってんの?」という話です。競技かるたでは、叩いた勢いでほかのカードも何枚かふっ飛びます。真偽がどこかいかがわしく、典型的なナンナンといえるでしょう。
④テニスをするババア 4ナンナン
昨今のババアは元気です。登山や水泳などスポーツに勤しむ人も多く、見ていて微笑ましいのですが、中にはババアのキャラを無視して煌びやかなウェアをまとい、うれしそうにテニスをしやがる奴がいるのです。
勘弁してくれよ、おい!ババアが今さら何をラリーする必要があんねん!
「ジュースやな!」
やかましいわ!頭ハゲたゴリゴリのババアが何を一人前にジュースとか言ってくれとんねん!
僕の近所に、市が運営する貸しテニスコートがあります。ここはオバハンとババアの巣窟で、施設全体に、獰猛なまでのどぎつい香水の匂いが充満しています。先日、近くを通りがかったときにネット越しに中を見たところ、80歳近いヒョロヒョロのババア2人が、ともに水色のスカート履いてラリーしてたんですよ。
家帰れや、お前ら!家帰ってなんか煮っ転がしとけや!
「ワンモア?お願い、もう1ゲームワンモア?」
年金没収じゃ、お前ら!ワンモアとか言うババア、むしろ適当に理由つけて課税するわ!
老いぼれ同士の戦いのため、ボールを打つだけで精一杯です。打ち返すボールに恐ろしいまでに力がなく、左右に打ち分けるテクニックなど皆無、お互いが立つ場所の前にポトンと落とすだけなのです。
駆け引きせいや、少しはお前ら!やってて何がおもろいねん、これ!
「(ウインクしながら)ワンモア?お願い、ワンモア?」
射殺や、もう!じいさんには悪いけどスカート履いてウインクするようなババアを野放しにはできん、至近距離からトカレフでズドンや!
しかもこの2人は、背が低いです。150センチぐらいしかないため、ラケットが異様に大きく見えます。そんな奴らがお互いの体の前にボールを落とし合うので見ていておかしく、腕に力がないことから、サーブ以外はすべて両手でラケットを持ちます。ラケットが間に合わずに空振りすることなどざらで、力みすぎて一度、隣のコートにラケット飛んで行ったんですよ。
お前、何がどうなったらラケット飛んで行くねん!室伏みたいなことすんなよテニスで!
「(舌出しながら)ワンモア?お願い、ワンモア?」
撲殺や、もう!射殺のように楽には死なさんぞ、舌出すようなババアはじいさんが丹精こめてつくった大根を武器に撲殺や!しかもそのあとその大根を煮て、じいさんに「これ、つくりすぎたのでよかったら」と優しい隣人のフリしながらおすそ分けして、じいさんが食べてるときに「その大根、実はあんたのばあさんをさっき殴り殺したときの大根なんだよ、イヒヒ」って電話入れたるわ!
お年寄りにはお年寄りなりの過ごし方があります。度が過ぎる行動はナンナンといえるでしょう。
⑤日本全国酒飲み音頭 5ナンナン
『日本全国酒飲み音頭』という歌があります。最近、とあるCMのタイアップ曲として使用され、歌っているのはバラクーダという往年のコミックバンド。みなさまも「♪1月は正月で酒が飲めるぞ~!」という歌詞を耳にしたことがあるはずです。
ですが、歌詞のグダグダさが尋常ではありません。この歌の歌詞は「♪2月は豆まきで酒が飲めるぞ!」「♪3月はひな祭りで酒が飲めるぞ!」など、その月のイベントを紹介しながら、それを酒を飲める理由としています。イベントのない月の歌詞は苦しく、5月は「♪5月は子供の日で酒が飲めるぞ!」で、6月に至っては「♪6月は田植えで酒が飲めるぞ!」なのです。
無理矢理やんけ、お前!この国の全員が田植えやってるわけと違うわ!土百姓限定の話やろ、それは!
「♪7月は七夕で酒が飲めるぞ~!」
どう飲むねん、七夕で!病んでる奴の妙な短冊見ながらどう杯が進むねん!織姫と彦星のラブホ中継してくれるんやったらまだしもよ!
「♪8月は暑いから酒が飲めるぞ~!」
8月だけと違うわ、暑いの!7月も9月も暑いし、冬場でも松岡修造が隣におったらそれはそれで暑く感じるわ!
「♪9月は台風で酒が飲めるぞ~!」
そんな余裕ないわ、台風のとき!屍飛び交ってるような状況で酒なんか飲めるか!台風きてテンション上がる奴なんて病的なドMと世を厭うニートだけや!
「♪10月は運動会で酒が飲めるぞ~!」
2人目のお父さんか!運動会で酒浴びる親父なんて、育児放棄してるいかつい2人目のお父さんしかおらんぞ!ゴザに座って立てヒザでワンカップ飲みながら「太郎、ぶちかまさんかい!」とか言ってる奴や!
「♪11月は何もないけど酒が飲めるぞ~!」
言うてまいやがった!もうないから何もないって言うてまいやがった!
「♪12月はドサクサで酒が飲めるぞ~!」
開き直りやがった!開き直りがすごい、この歌!今の菅内閣みたい!
この歌には2番もあり、各都道府県の名産品を紹介します。その歌詞は「♪北海道は毛ガニで酒が飲めるぞ!」「♪秋田はきりたんぽで酒が飲めるぞ!」など1番にも増してひどく、なにしろ鹿児島は「♪鹿児島は西郷隆盛と酒が飲めるぞ!」ですから。
⑥キャラが安定してない奴 6ナンナン
たまに、キャラが安定していない人がいます。「自分、何キャラなん?」と訊きたくなるほどつかみどころがなく、接し方が非常に難しいのです。
4ヶ月ほど前に、仕事で東京に行ったときのことです。仕事終わりに懇親会が開かれ、僕は「マナーコンサルタント」という肩書きの女性と席が隣になりました。
マナーコンサルタントだけあって、この人は何ごともきちんとされています。40歳そこそこの東大出身の方で、食事のマナーは完璧。口にする言葉も異常なまでに丁寧で、テーブルのことを「おテーブル」、年齢を訊くときは「失礼ではございますが、お歳のほうはお幾つでございますでしょうか?」と質問するなど、気品に満ち溢れているのです。
「バスコさんって、本をお出しになっておられるんですよね?」
途中で僕に訊いてきました。品なく豚の角煮にかぶりつく僕を尻目に、平目のムニエルをナイフで綺麗に切りながらの質問です。僕は口をモゴモゴさせながら「そうっすよ」と返事をしたところ、フォークで刺した平目にレモンを絞りながら、「書籍化には、どうこぎつけたんですか?」って言ったんですよ。
こぎつけたて、おい!こぎつけたとか言うの、東大出身の才女が!?こぎつけるなんて日本語、立ち飲み屋で串かつ食い散らかすような男臭い奴しか使わんぞ!
「どのようにしてこぎつけおられたのですか?」
こぎつけおられたってなんやねん!こぎつけおられた!?けなされてんのか敬われてんのかわからんわ、俺!
「そ、それがいろいろとありましてね」
「そうでしょうね。出版にこぎつけおられるなんて、生半可な努力では無理でございますでしょうからね」
日本語ヘタやろ、さてはお前!よく聞いたら敬語むちゃくちゃやんけ!で、才女のわりに前歯ガタガタやんけ、こいつ!リアス式海岸みたいやんけ!
このように、この人はキャラが安定していません。ちょいちょいおかしなことを口にし、途中で「好きな食べ物は何か」が話題になりました。僕は「ラーメンです」と返答したところ、この人が平目に添えられたクレソンをナイフで薄く削ぎ切りしながら「豚トロでございます」って言ったんですよ。
豚トロ好きなん!?親父が外交官とか言ってる奴の好物は豚の死肉なんや!?
「豚トロがあったらラガービール、何杯でもいけますわ」
シャンパンと違うの!?三国語しゃべれる奴が豚の肩の肉食いながらラガー飲んでんの!?来てよかったわ俺、東京まで!お前みたいな奴と知り合えて遠いところ来たかいあったわ!
しかもこの人、休日に競艇に行ってましたからね。旦那の影響でギャンブルにはまっているらしく、自分の部屋に、競艇のカレンダーを貼ってるらしいですから。
そして、最後。これはナンナンどころの話ではありません。ナンナンなんて言い方では済まされず、「リカイフノウ」に認定したいと思います。
⑦迷惑メールの文章 1リカイフノウ
出会い系に代表される、いわゆる迷惑メール。携帯やパソコンのメールに毎日のように送られ、一度も受信したことがない人などいないでしょう。
迷惑メールは年々、巧妙になってきています。添付のURLをクリックさせようと必死で、先日僕の携帯に来た迷惑メールのタイトルが『全裸盆踊り大会のお知らせ』だったのです。
誰が信用すんねん、そんなもん!行くわけあるか、ボケ!
「8月15日 雨天決行です!」
終戦記念日やんけ!お前、戦没者浮かばれるか、残ったもんがこんなことやってたら!散っていった奴らはこんな未来のために命捧げたんと違うぞ!
迷惑メールのタイトルは、インパクトのあるものが多いです。このメールにかぎったことではなく、以下のような信じがたいタイトルが頻繁に送られてきます。
『布団の中で相撲しませんか?』
意味わからん!「穴春日」とかと違うわ、俺!
『家がパン工場なのでお金はあります』
そんなにないやろ、パン工場やったら!もっとマネー臭がプンプンの工場にせいや!「金色多めの仏壇つくってます」とか言えや!
『主人のペ○スが取れて1年が過ぎました』
何言ってんねん、お前!そもそもなんで取れてん!なんの末期症状やねん、その病気!
『今、あなたの包茎が熱い!』
関西ウォーカーか!何を情報誌の宣伝文句みたいに俺の包茎語ってくれとんねん!それよりいつのまに俺の下の息子がスポットライト浴びてんの!?そもそもスポットライト浴びたくても皮の中に引きこもってるから浴びようないやろ!
『早漏でも大丈夫!』
これは行こうかな!この出会いならほしい!なんか勇気づけられたわ、ありがとう!
ひどいのはタイトルだけではありません。タイトルに輪をかけてひどいのが本文で、その昔、『信じてください!』というタイトルで以下の迷惑メールが来ました。
「はじめまして。キーボード越しでこうしてメールとしてメッセージをお伝えてしているだけではおわかり頂けないかも知れませんが、私はチンパンジーでございます。数年に渡る知能訓練を受けて、自分の思考を文章としてアウトプットできるようになりました。最初、私は自分を人間だと思っていました。しかし様々な知識を得て、自分がほかと異なるのを理解し、チンパンジーであるのを今は知っています。私はあなたへの興味を止めることができません。人間界ではブサメンで非モテなあなたでも、チンパンジー界ではイケメンです。あなたはチンパンジー受けする顔なのでございます。私ならあなたをナンパすることができる、と飼育されてきました。イケモンキーのあなたに、私を知ってほしいという気持ちが日増しに強くなってきています。どうしてもあなたとのデートにこぎつけたいんです!」
さっきのオバハンやろ、さてはお前!こぎつけるってさっきのオバハンやんけ、どう考えても!
「檻の中の猿が自由を望むのはいけないことなのでございますでしょうか?」
さっきのオバハンやんけ、完全に!そのおかしな敬語、どう見てもさっきのオバハンやんけ!さてはお前、歯の矯正代稼ぐために副業で働いてるやろ!?豚トロにかぶりつきながらこの文章打ったやろ!?
迷惑メールというのは、本当にバカバカしいものが多いです。最近では見るのが楽しみなぐらいで、みなさまも一度、ゆっくりとご覧になってみてください。
以上が、今回の考察です。
ちなみに⑥でご紹介した、マナーコンサルタントの女性。「好きな映画はなんですか?」という僕の質問に、「グラディエーター」と答えました……。