タイヤがバーストしてドーナツが二つできた?? | 愛犬と日向ぼっこ。

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大型トラックのフロントタイヤがバーストしたのですが、

きれいに二つに分かれ、

ドーナツが二つできちゃいました。

 

 

ドーナツその1ピンクドーナツ

カーカス部分

 

 

ドーナツその2ドーナツ

トレッド部分

 

 

見事なまでにきれいに剥がれてますね。びっくり

 

 

このタイヤ、実は「リトレッドタイヤ」です。

リトレッドタイヤとは、

一度使用したタイヤの表面を削り取って、

新しいゴムを貼り付けて再使用したものです。

「更生タイヤ」とか、「再生タイヤ」ともいわれます。

 

今回のような事が起きると、更生タイヤだから

新しく貼った所が剥がれたのではないかと

よく思われてしまうのですが、

そうではありません。

 

 

剥がれたトレッドの裏側を見ると、

スチールベルトがそっくり

くっついています。

このスチールベルトは元のタイヤのもの。

 

パンクなどで空気圧が低下した状態で走行し、

タイヤが過熱して限界を超えると、

コードが周状に切れたり、

今回のようにカーカスとベルトの間で

セパレーションを起こすなどして、

最終的にバーストします。

 

今回も初めはパンクだったと思いますので、

運転していて異常を感じたら速やかに車を停め、

タイヤ等の確認をお願いいたします。

 

なお、リトレッドタイヤメーカーは、リトレッドタイヤを

フロントに履かないように求めています。

たまに履いてしまっている車がありますが

事故が起こった場合は自己責任になるようです。

フロントには信頼性の高い新品タイヤを装着しましょう。