朝一でご来社の小型トラック。
フロントタイヤがパンクしたので
スペアタイヤと交換して行ったのですが・・・
波打ってますね。
空気を抜いた状態なのでこのように変形してますが、
空気が入った状態だと
タイヤが横に波打っていたり
トレッドが盛り上がって
気付く場合があります。
振動が発生することもあるので
違和感を感じたらチェックしましょう。
トレッド正面からパシャリ
写真左下のショルダー部分、
凹んだところに、
縦に一本色の濃い部分が見えますね。
これはベースゴムといって、
タイヤ表面のゴムの下の層です。
この部分だけベースゴムが出ているということは、
この部分だけ高くなって偏摩耗を起こしていた、
つまり、この異常はかなり前から
発生していたと思われます。
セリアル(製造年週)は2012年なので7年経過品。
さほど古いわけではありませんが、
フロントタイヤは左右1本ずつしかないので
ただでさえ負担が高いうえに、
2トン車クラスだと過積載気味で使われる事が多いので、
傷みやすいんです。
フロントタイヤのパンクやバーストは、
車両の操作が効かなくなり大変危険です。
定期的な空気圧の調整とローテーション、
運行前の目視点検、
積載量の注意、
このようなことを守っていただければ
バーストの予防につながります。
ちょっとおかしいな?と思ったら
すぐにタイヤショップで見てもらいましょう