昨日の閉店間際に、ご近所のお得意様から
高速道路でバーストしてしまったとのご連絡あり。
高速道路でサービスすることもありますが、
本線上で、
しかも片側1車線区間、
さらに夜間となるとかなり危険。
大変申し訳ありませんが、保険会社のロードサービスか、
JAFをお願いしてくださいと連絡差し上げました。
その車が本日ご来店。
バーストしたタイヤを確認すると
派手にめくれてしまっています。
セリアルは03、16年前のタイヤです。
さすがにこれだけ古いと、
いつ壊れてもおかしくない、というか
よく今日まで持ったなという感じです。
これは小型ユニックのフロントタイヤ。
何度も書いてますが、
ユニック車はクレーン本体が重いので、
普通の2トン車に比べてフロントにかかる荷重が多いです。
さらに前方格納にすると
重いブームの荷重を前2本のタイヤだけで
受け持つことになるため、非常にシビアになります。
なお、後方格納で登録した車が前方格納で走行した場合
道路交通法違反で検挙されます。
このタイヤだけ古かったので、
多分スペアタイヤが紛れ込んだのだと思いますが、
10年以上経過したタイヤの使用はお勧めできません。
どうしても使用する場合はリアで使用し、
フロントにはできるだけ新しいタイヤを装着しましょう。