ご無沙汰をしております。

VoのKazuyaでございます。

個人的には昨年末の歌詞解説以来でして、今年に入ってから新しい音源の制作に入っていることもあり、あまり更新できずに申し訳ありませんでした。


で、何かブログのネタが無いものかと思っていたんですが、こないだ、このタイトルそのままの話を何気なく酔っ払いならメンバーに吹っかけて迷惑がられたりしたので、そんな生産性の無いことをするぐらいならブログのネタにしても面白いかもしれないと思った次第です。




自分の作曲の原点は、Celtic Frostの“Cold Lake”です。





こう書くと、恐らく大方の人が、首を捻るか、ひっくり返るかのどちらかの反応をされると思います。



Celtic Frostの“Cold Lake”と言えば、昨今、Sighの川嶋さんがとても興味深い考察をされておりますが、自分がこのアルバムを知ったのは、HM/HRを聴き始めの10代の頃で、そのような深い背景があったなんて当然知る由もありません。それどころか、Celtic Frostというバンド自体知りませんでした。

そして、今、アルバムを「聴いた」のではなく、「知った」という書き方をしたのは、実は自分はこのアルバムを未だに聴いたことが無いからです。


「聴いたことが無いのに作曲の原点とかナメてんのか?」と思うかもしれませんし、その通りです。すみません。

しかし、自分にとってこのアルバムが作曲の原点だと言えるのは、このアルバムを手にしたことで、今まで聴いたことの無い未知の楽曲が頭から浮かぶようになったからなのです。


何故か?その経緯を記します。


自分が10代の頃と言えば、インターネットはおろかPC自体がほとんど普及して居なかった時代でした。よって、HM/HRという未知のジャンルにハマった自分が同系統の音楽の情報を収集する手段は以下の4通りしかありませんでした。


1.洋楽雑誌を買う
2.専門ラジオおよびテレビを視聴する
3.ライナーノーツを読む
4.レコード屋に行く


自分の場合、1と2の存在を知る前に、ライナーノーツに出ていたバンド名をメモってレコード屋に飛び込んだクチだったので、後から考えるとハズレも多く馬鹿なことしたなと思うんですが、今となってはそれもまた良い想い出です。

そのハズレの一つが、Celtic Frostの“Cold Lake”でした。


何故、このアルバムを買ったのか?



答えは「なんとなく」です。



適当ですみません。でも事実なんです。

Celtic Frostの“Cold Lake”は何かのライナーノーツに載っていた訳ではなく、全く以って未知のバンド、未知のアルバムでした。ただ、たまたま足を運んだ中古レコード屋のHM/HRコーナーに置いてあり、純粋にジャケットの雰囲気と美しいバンド名から、

「よく知らないけど、なんか良さそう」

という理由で買いました。

所謂、ジャケ買いですが、当時はよくこういう買い方をしており、例えば、Candlemassの“Ancient Dreams”やSavatageの“Gutter Ballet”なんてのは大当たりで、以後、どちらも大好きなバンドの一つとなりました。

“Cold Lake”確か700円位で、その時点で気付けよと思うのですが、まあ当時は聴き始めでしたし金も無かったので。。


で、わくわくしながら家に帰り、いざCDプレーヤーに入れるや、


音飛びしまくりで全く聴けず。


でした。


大ショックでしたね。

レコード屋には返品出来ないか問い合わせましたが、盤面確認した筈だと言われ、取り合って貰えませんでした。それからしばらくはトラウマで中古CDを買えなかったですね。幸い、こういう体験はこれ以後ありませんけど。


しかし、「なんか良さそう」が「きっと良いに違いない」という勝手な妄想に変化するのに、それほど多くの時間を要しませんでした。

当時は、HelloweenやChroming Roseといったジャーマン系やShadow GallaryやMagellanといったキラキラプログレハードにハマっていたので、勝手に「そんなだったら良いな」と思い“Cold Lake”を購入したのですが、聴く事ができなかったイライラからか、その想いはどんどん強くなり、ある時、頭の中で「こんな風だったら良いな」、「いや、きっとこんな風に違いない」という未知の楽曲が流れるようになりました。

そりゃもうキラッキラで超ドラマティックな楽曲でしたよ。Celtic Frostに関しては、“Cold Lake”は未聴ですが、“Into The Pandemonium”は後に購入しました。それと比較すると、まあもうそれこそ天と地ほどの差があると思います。

当時はまだバンドをやり始める前だったので、この鳴り止まない妄想曲をどうして良いか持て余しましたが、「こんな風だったら良いのに!」という妄想力は、バンドを始めてからも大いに役立っており、むしろ、この経験が無かったらバンドやってなかったんじゃないかと思うくらいです。

作曲と言っても、自分の場合、音楽の素地が無いので理論的に譜面を書いてゆくとかではなく、頭から勝手に出て来たもの(忘れていたものをふと思い出す感覚に似ています)をPCのソフトに打ち込んで行くだけなので、この経験が純粋に「作曲の原点」と言えるのか解らないのですが、いずれにせよ、Celtic Frostの“Cold Lake”というアルバムのおかげで自分の楽曲を生み出す能力が引き出されたのだと思っています。



で、この“Cold Lake”というアルバム。今なら、Youtubeでいくらでも聴けると思うんですが、LAメタルに日和ったとか、当時は何とも思わなかったのに今見るとおぞましいフワフワ頭のトム・G・ウォリアーとかを見るにつけ、何かこのままにしておきたいと言うか・・・聴いてしまったら自分の楽曲が出てこなくなるんじゃないか・・・とは別に思いませんが、まあ不精なんで、わざわざ聴く必要も無いかなと思っている昨今です。


それでは。
iPadを使い始めて約3年、その真価は手書きにある、と思ってやまない。

良いノートアプリに出会ったこともあり、現在は譜面もiPadに手書きで書いている。
で、その際絶対必要なのが、スタイラスペン(タッチペン)だ。


しかしこのスタイラス、手書きで文字や譜面を書く際には、製品によってかなり使いにくいのである。

例えばよくあるペン先がゴムのもの。
使ってみると分かるのだが、ペン先が丸く大きいため、どこをタッチできているか分かりにくい。

譜面を書く時などは、五線の極めて狭いターゲットにオタマジャクシを書く必要があるので、このペン先だと、ちょっとズレたりして消して書き直して、と言った作業が大量に発生する。
はっきり言って使いにくい。

なんで先が細いペン先にしないのか、と思われるかもしれないが、どうやらiPadのタッチパネルの仕様上、ある程度の面積が画面に接触しないと反応しないようなのだ。

だからこんな丸い形で、画面に押し付けると少し凹んで平面になるようになっている。


これでは使いにくくてたまらないな、やはりiPadで手書きは無理なのか、と思っていたところ出会ったのがこれ。




ペン先に金属の円盤が付いており、それを覆うように透明のチップが付いている。

これは優れもので、ペン先まで見えるためかなり正確に狙った場所に書くことができる。





かなり正確に、とは言ってもiPadは実際のタッチ位置と反応する場所が微妙にズレるように出来ているので(指でタッチした感覚に合うよう、わざとそうしてあるらしい)、あくまで他の製品と比べて、である。

そのペン先が円盤のものでも、特に気に入っているのがこれだ。




円盤の取り付け部分がバネになっており、ペンを持ち替えたときもすんなり画面にフィットする。

実は先ほど紹介したJot Proは、たまに反応しないときがあるため、ちょっと困っていた。このTUNEWEARは、今のところ快調である。


なお番外編として、買ったはいいがまるで使えなかったペンを紹介したい。



これ。

電池を内蔵していて、静電気を発することで細いペン先を実現したものだ。
(静電容量式タッチパネルについてはコチラ http://www.comtecs.co.jp/it/spec/seiden.htm)


ただ残念なことに、全く正確に線が引けない。




まっすぐ動かしてるのに!
これでは全く使えない。

指の代わりにタップする用途なら良いかもしれないが、手書きを期待すると全く無理である。

ただ、アイデアは面白いし、ペン先が細いというメリットは捨て難いので今後の進化に期待している。
iPad向けに、より感覚に合った正確なポイントが出来るようになるといいなぁ。

かねがね不思議に思っていた。
曲作りなどをするにおいては、日中よりも夜の方が捗るのである。

あれはなんなんだろうね?とよく友人と話していたものだが、どうやらある研究で、男性ホルモンの一種であるテストステロンが関係しているらしいことが分かってきたそうだ。

男性の場合はこのテストステロン値が低くなると、創造性が増すらしい。
女性は逆で、テストステロン値が高くなると、創造性が増すとのこと。


で、このテストステロン値が下がるのが日中から夜にかけてなので、夜になると創造性が増し、作曲などが捗るようになるようだ。

ただし夜も深まるとまたテストステロン値が上がってくるため、極端な夜更かしをするとまた創造性が下がると考えられる。
だいたい2時とか3時とかになると眠い、とうのもある。

午前中は値が上がっているので、あまり捗らないのも納得である。
そんなときは掃除や洗濯でもしておこう。




そういえば音楽家には攻撃的な人があまりいない印象なのも、これで説明できるかもしれない。

テストステロンは攻撃性に関係するので、この値が高い人は攻撃性が高い代わりに創造性が高くないのだろうか。
ただ、テストステロンは攻撃性に関係なく、これが高いほど社会性を重視する傾向にある、という研究もあった。

もしかして、いじめっ子に音楽を学んでいる子がいないイメージなのは、これで説明がつくかもしれないなどと思った。(家庭環境の要因もあるだろうけど)



とここまで書いてきたが、そもそも音楽とは何か、という根本的な問いに明確な答えや定義が未だにない事を思い出した。
三省堂Web Dictionaryによると、『音による芸術』なのだそうだ。

芸術ってなんやねん。

『美を創造・表現する活動(‐による作品)』

美…

必ずしも美を伴うとは限らないと思うが、この辺で今日は考えるのをやめておこう。
何であれ、感動する音楽には感動するのだから。
でも、なぜ感動するかは日を改めて考えてみよう。