元々製薬会社の営業やってた僕が池袋に『旅する酒場サカタビ』をOPENさせ3年目に突入しました。
3年で8割潰れると言われる超レッドオーシャンの飲食業界で、まさかの素人同然でスタートしたわけですが、開店当初はこんなに続くと誰にも思われてなかったと思います。(笑)
サカタビが続いている理由をまとめてみようと思います。
◇飲食業界の絶対タブー
飲食業界の絶対タブーとは「友達・知り合い」で成り立たせようとすることです。
でも僕は友達と酒を呑むことが好きすぎてこの道に進んだタイプで、飲食業界の人達からは
元々製薬会社の営業やってた僕が池袋に『旅する酒場サカタビ』をOPENさせ3年目に突入しました。
3年で8割潰れると言われる超レッドオーシャンの飲食業界で、まさかの素人同然でスタートしたわけですが、開店当初はこんなに続くと誰にも思われてなかったと思います。(笑)
サカタビが続いている理由をまとめてみようと思います。
◇飲食業界の絶対タブー
飲食業界の絶対タブーとは「友達・知り合い」で成り立たせようとすることです。
でも僕は友達と酒を呑むことが好きすぎてこの道に進んだタイプで、飲食業界の人達からは
◆サカタビの客層
サカタビは20~30代のための秘密基地のような店で、主に友達が友達を呼び、その友達が僕らの友達と仲良くなり、またその友達が友達を呼ぶという口コミ完全体のような店です。実際Web集客などはページが存在してもお金は1円もかけたことがありません。
スタートは僕の友達発進ですが、その友達がここまでつながっていくことはなかなかないのかもしれません。
サカタビには友達発進だからこその「安心感・おもしろさ」があります。
だれだれの友達だからスッと仲良くなる。いわば身元保証のようなもので怪しい人なんていないし安心感がある。思い出を共有している人だからこそ、その友達との話でも盛り上がれる。
「客層」という普通の飲食店やBARとは明らかに違う差別化ができているわけです。
◆サカタビの価値
ズバリこれです。
『友達と会える・新しい友達ができる』
予定を合わせなくてもフラッと飲みに来れば友達がいたり、新しい友達ができる。そこに価値があり、場所として来てくれてる人が大半です。残念ながら僕の作った美味しいハイボールにお金を払ってる人はいないと思います。(笑)
社会人になり年が進むにつれ、仕事が忙しくなったり、結婚したり子供が生まれたりと、友達との時間が希薄になりがちですし、かといって職場と家の往復だけでは少し寂しいところもあるかと思います。
そんな中、なんの下心もない純粋な新しい友達ができるって楽しいことです。しかも昔の友達がいたりしたらなおさら楽しい。
これがサカタビが3年続けていれる一番大きな理由だと思います。
◆遊び場としての仕組み
❶ゲームの充実
テレビゲームやボードゲーム・カードゲームが多数置いてあります。ゲームをみんなですることも多々ありますが、初対面でも仲良くなりやすいようです。楽しいですしね!
❷毎週末のイベント
サカタビではほぼ毎週イベントが開催されます。今週はDJ機材を置いて実際にDJが音楽をまわす「DJ Night」や、池袋近辺によく来る人達を集めた「池袋night」があります。ほんとにジャンルは多義に渡ります。春夏秋冬季節を織りなす外でのイベントもやっており、夏は屋形船を貸し切ったり、冬はスノボに行ったりしてます。いつもこういうイベントを通して新しく来たひとたちもガッと仲良くなります。
❸希望すればできる一日店長
よくお店開いてみたいと言う人がおりまして、実際に一日店長としてバーカウンターに入り店長体験ができたりします。やりたいことがあれば、ワインの日だったり、〇〇出身の人達の会などイベント化してたりしています。
❹ボトルキープ
今日は飲みたいなって時に気兼ねなくフラッと飲みに行ける店ってあったら結構便利ですよね。そういう人たちの秘密基地になってますが、頻繁に来るならボトルキープしたほうが安いし、自分のお酒があるってそれだけでも来やすくなったりするみたいです。常連の大半がボトルキーパーです。
ほかにも色々と細部の工夫はあったりしますが、これ実は最初からここまで考えてたわけじゃないんです。
店開いてから、その場その場の試行錯誤の連続でここまでになりました。
とにかくラフに!お酒呑むのに気使うことなんか1個もなくていいと思ってます。
これからも、もっともっと居心地のいい空間を目指していきます。
ぜひみんなで一緒に楽しみましょう!