「交通安全」のお守りは神社で買えるのに・・・
「医療安全」というお守りは見た事ありません
交通事故は注意していても起こるかもしれない・・・と誰もがわかってます
じゃあ「医療事故」は
わき見運転やスピードの出し過ぎ・・・事故は人間の不注意から生まれます
できれば医療事故は起こしたくないと医療従事者はいつも注意をはらってますが
残念ながら昔も今も無くなる事は不可能です
どんなにすぐれた医療技術をもってしても「人間」がおこなう以上、事故は起こってしまいます
でも・・・病院は患者さんの病気を治すところだからそんな事はありえないと大多数の人が思ってるのも現実
我々、医療従事者はその「医療事故」を最小限にするために最大の努力をはらう責務があると同時に患者さんにも「医療の不確実さ」を伝えなければいけません
うちの病院なら絶対大丈夫・・・なんて誰も言えないのです
医療安全の勉強をするたびに深く考えさせられます
年々増加する「医療訴訟」に対応するために山ほどの同意書が用意されてますが自分の身を守るための学習であってはいけません
スキルを上げるための学習は、すべて患者さんにより安全で的確な治療を受けていただくためのものでなくてはいけないのです。
そして患者さん自身も「受け身」ではなく自分で良い病院を選ぶ時代です
昔と違い、情報化社会をうまく利用して良い医療を提供する病院を見極める事ができるのです
選ばれる病院になるために1人1人の努力が必要なのは言うまでもないですね
ほとんどが医療職のSBHバスケ部のみんななら今の私の思いがわかってくれると思います
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勉強会で帰宅が遅くなったので今日の晩ごはんは「頂きもの」のこれ