こんにちは、こんばんは。

 

お寄りくださってありがとうございます。

 

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先日、友人2人とランチに行ってきました。

 

流行病のせいもあって久し振りに会えました。

 

そこで友人K子さんが落ち込んでいました。

 

理由を聞くと、K子さんはアラフィフのシングルでお勤めしていて、

 

アパートを借りて一人暮らしです。

 

ある休日に買い物に出かけたところ、

 

3件先にあるアパートの大家さんが庭の手入れをしていたので、

 

(ああ、そういえばもう少しでアパートの更新時期だわ)なんて

 

思いつつ、大家さんに挨拶して通り過ぎようとしたところ、

 

大家さんがあるお芝居に奥さんといこうとしたところ、

 

奥さんが具合がずっと悪くそのお芝居にいくのをやめたので、

 

チケットが一枚余ってしまったので、一緒に行ってもらえませんか?

 

と言われ、特に興味もないお芝居だったので、その場ですぐに断ったのですが、

 

数日後にK子さんの自宅に大家さんから電話があり、

 

他に行ってくれるひともいないので、なんとか一緒に行ってもらえないかと、

 

再度頼まれたので、更新のこともあるので、むげに断るとなんか意地悪されて

 

大幅に家賃を上げられるかもしれない、なんて考えて、

 

一緒に行くことを承諾しました。

 

当日は平日だったのでK子は会社に出勤し、定時で退社して、

 

会社から離れた場所で住まいとも離れた劇場に行きました。

 

観劇して、K子はチケット代のだいたいの金額を封筒に入れて、

 

大家さんに渡そうとしたのですが、大家さんはいらないよ、と言ったので、

 

K子は「すみません、ありがとうございました。」と言って封筒を引っ込めました。

 

大家さんは車で来ていて帰りは同乗して帰ったのですが、

 

駐車代と高速料金はK子が支払ったそうです。

 

その晩は大家さんは奥さんが家で待っていたので、

 

K子を車に乗せて家の前で降ろし、急いで帰りました。

 

その2週間後くらいの休日にK子のところに大家さんから電話がありました。

 

K子は先日のお礼を言うと、大家さんは奥さんが入院してしまい、

 

料理がうまくできないで困っていることを話しました。

 

K子は更新のこともあり、お芝居のチケット代を借りっぱなしになっていることになにかお礼をしなければと思い、

 

「では夕食をご馳走させてください。」と言ってしまいました。

 

たぶんチケット代は12000~13000円くらいだと思い、

 

K子は一人5000円の中華のコースをご馳走することにしました。

 

奥さんへのお見舞いとして3000円くらいの菓子折りを準備して、

 

中華料理店で夕食を大家さんと食べました。

 

帰りに大家さんが困ったような顔をして、お昼に料理を作ったのだけれど、

 

途中まで作ってこびりついてしまった。

 

どうすればいいかわからないから、家に上がって処理の仕方を教えてほしいと

 

言われたそうです。

 

K子は「えっ、奥さんが入院していない家にあがるなんて。」と内心思い

 

ましたが、本当に困っているのかと思い、またそんな変なことはないよなと

 

予測して大家さんの家に上がり、そのこびりついた料理の処理をしてあげました。

 

そうしたら、大家さんが「ちょっと来て。」と洗面所のほうへ手招きしたので

 

行ってみると、リフォームしたお風呂を見せられて、

 

「お風呂に入っていきなさい。」

 

と言われたそうです。

 

K子はびっくりして「いいえ、帰ります。」と言って急いで帰ったそうです。

 

K子は奥さんのいない家に上がり込んだ自分を恥ずかしく思い、

 

信頼していた人に裏切られたような、そして自分が風俗嬢として扱われたような気持になって、とても落ち込んでしまったそうです。

 

その何週間かあと、不動産会社から家賃を今回の更新で5000円上げると

 

言われたそうです。ふーむ。

 

同席したM代とわたしは「わっ、ひどい人だねー」と言いながら、

 

はっきりものを言うM代は

 

「はじめからお芝居に行かなきゃよかったんだよ。」

 

と、グサッと言っていましたが、K子の立場を考えるとK子の取った行動も

 

わからなくはない。

 

もう起こってしまったことは仕方ないですよね。

 

K子からすると更新時が迫っていたこともあり、なんとか今のまま

 

アパートに住み続けたいと思う気持もあり、大家にいい顔してしまった

 

のだと思います。

 

K子からすると大家は恋愛の対象でもなんでもなく、70代のおじいさんです。

 

K子によこしまな考えがあるとしたら、大家の機嫌を損ねずに引っ越ししなくてもいいように変わらぬ家賃で住み続けたいということです。

 

K子もどうせ家賃を上げられるなら、お芝居に行って借りを作らなければよかったと言いました。

 

お芝居のチケット代だって払わなくてよかったし、あんな嫌な思いをしなくて済んだのにと言っていましたが、

 

起こってしまったことは仕方ないから、これからK子はどうやってセクハラ大家に対応していくかを考えたほうがいいですね。

 

引っ越しは手間も費用もかかって大変ですが、できればセクハラ大家とはもう

関わらないほうがいいですね。

 

引っ越しができないならば、K子は大家に毅然とした態度で対応していくことが大事だと思います。

 

K子は引っ越しを前向きに考えているようです。

 

世の中にはこちらが善意で失礼のないようにしているとつけあがって図々しくなるひとがいますから、気をつけなくっちゃ。

 

それにしても今回のセクハラ大家は酷いですよね。