こんばんは。
お寄りくださってありがとうございます
今晩は満月🌕、中秋の名月ですね。
関東地方は雲が多く、ときどき満月🌕が顔を出します。
きれいですね。
画像は国立天文台からお借りしました。
みなさまも国立天文台のホームページはとてもいいことが書いてありますから、
ぜひお読みくださいませ。
細木数子先生はご自身のテレビ番組に出演されていたときに、
「女の人はあまり月の光を浴びないほうがいい。」
というようなことを仰っていました。
その時、私はまだ未熟で意味がよくわかりませんでした。
よく満月🌕に向かって、お財布を空にして振るといい、とか
言っている人がいましたけれど、
なんだか恥ずかしくてできませんでした。
あまりにもあからさまに財運を上げようとする根性が嫌でした。
それから私は暦の勉強をするようになって、
月は暦にとってとても重要な、太陽と月が基本であることが
わかってきました。
なぜ満月🌕の日に出産が多くなるのかとか、
以前のブログに書きましたので、
お読みくださいね。
たぶんだと思いますけれど、
月は女性ホルモンに強く作用しています。
子宮の羊水は海水とほぼ同じ成分であるそうです。
満月🌕の日は月の引力が強いので海の潮位が上がり、
このため、相対的位置関係は黄道面内の角度=黄経の差で表せます。 |
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潮汐の仕組み
満潮・干潮
海面の水位(潮位)は約半日の周期でゆっくりと上下に変化しています。 この現象を「潮汐」といいます。
潮汐が起こる主な原因は、月が地球に及ぼす引力と、地球が月と地球の共通の重心の周りを回転することで生じる遠心力を合わせた「起潮力」です。 地球と太陽との間でも、同じ理由でやや小さい起潮力が生じます。
下図のように、起潮力は地球を引き伸ばすように働くと、潮位の高いところと低いところができます。 潮位が上がりきった状態が「満潮」、反対に下がりきった状態が「干潮」です。

地球は1日に1回自転するので、多くの場所では1日に2回の満潮と干潮を迎えることになります。 また、月が地球の周りを約1か月の周期で公転しているために、満潮と干潮の時刻は毎日約50分ずつ遅れます。 さらに、満潮時と干潮時の潮位やそれらの差も、毎日変化しています。
大潮・小潮
地球に対して月と太陽が直線上に重なるとき、月と太陽による起潮力の方向が重なるため、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなります。 この時期を「大潮」といいます。
月と太陽が互いに直角方向にずれているときは、起潮力の方向も直角にずれて、互いに力を打ち消す形となるため、満干潮の潮位差は最も小さくなります。 この時期を「小潮」といいます。
大潮と小潮は、新月から次の新月までの間にほぼ2回ずつ現れます。 新月と満月の頃には大潮、上弦の月と下弦の月の頃には小潮になります。

潮位の季節変化
気温に季節の変化があるのと同様に、潮位にも季節変化があります。 日本の多くの沿岸では夏から秋にかけて潮位が高くなりますが、地域によって傾向に差があります。
天文潮位
満潮・干潮や大潮・小潮のように、月や太陽の起潮力によって起こる潮位の変化を「天文潮」といい、その潮位を「天文潮位」といいます。 ある地点について、長期にわたる精度の良い観測データがあれば、その地点の天文潮位は高い精度で予測することができます。
以上の事から考えると羊水も潮の満ち引きには関係していますので、
月を意識していると女性はホルモンバランスに大きく左右されることになります。
そうすると、
女性の体のリズム 女性ホルモンと満月の関係
生理周期などの女性ホルモンによる体のリズムは、満月などの月の満ち欠けとどのように関係しているのでしょうか?
女性の月経周期は25~35日で、平均すると29.5日となり、新月と満月の月の満ち欠けの周期とほとんど同じになります。そのため、女性ホルモンによる体のリズムは、月の満ち欠けから大きく影響を受けていると考えられます。
月の満ち欠けには満月・下弦の月・新月・上弦の月の4つの期間があり、女性ホルモンにも月経期・卵胞期・排卵期・黄体期の4つの期間があるので、月のリズムを知ることで、自分の体のリズムを知ることができます。
文明が発達した現代では、昔のように自然のリズムと調和した生活ができなくなっています。そのため、月のリズムと女性ホルモンによる自分の体のリズムが合っていない女性も多いかと思いますが、大切なことは自分の体のリズムを知ることです。体のリズムを知ることで、リズムごとの体や心の状態がわかるので、リズムに合わせて快適に過ごすことができるようになります。
東洋医学からみる月の満ち欠けと体調の関係 満月と新月で変わる治療法
東洋医学では人間と自然は大きく関係していると考えられており、中国医学の三大古典の一つである「黄帝内経」にも、「月の満ち欠けが人体に影響を与える」と書かれています。そのため、満月と新月では治療方法にも違いがあり、体中が満ちている満月には、補う治療よりも溜まったものを巡らせる治療を行ないます。
反対に、体中のものが動く新月には、動かす治療を避け、満月に向けてエネルギーが自然と増やせるように、体調を整える治療を行ないます。月の満ち欠けと体調の関係性を知ることで、ダイエットを始める場合にも、体がものを蓄える満月よりも、最もリラックスできる新月のほうがタイミングがよいことがわかります。
女性ホルモンによる期間ごとの体の変化
女性の体の変化は大きく分けて、月経期のリセット期、卵胞期と排卵期のアクティブ期、黄体期のアンバランス期の3つの期間に分けられます。
リセット期
月の満ち欠けでは満月にあたるのが、月経期であるリセット期です。妊娠しないことで黄体が退縮し、黄体ホルモンの分泌量が減少するため体温が下がり、肩こりなどの不調が起こることがあります。
アクティブ期
月の満ち欠けでは新月にあたる排卵期に向け、心身ともに活発になるのが下弦の月にあたる卵胞期であるアクティブ期です。女性らしさのもととなる卵胞ホルモンが分泌されるので、体だけではなく心の調子も上がり活動的になります。
アンバランス期
月の満ち欠けでは上弦の月にあたるのが、黄体期であるアンバランス期です。黄体ホルモンの分泌量が増加するため体温が上がり、イライラするなど心が不安定になることがあります。
女性ホルモンの変化による自分の体や心の状態を知るためにも、株式会社パンゲア 旧暦美人プロジェクトの「旧暦美人ダイアリー」をご活用ください。「旧暦美人ダイアリー」には月の満ち欠けも表示しており、生理日や体調などを記入することで、体のサイクルと月の満ち欠けの関係が見えてくるかもしれません。
以上のことをまとめると月の満ち欠けを意識しすぎてしまうと
それは悪いことではないのですが、
身体に変調をきたすことがあるので、(それは当たり前のことですが、)
月を見るのはやめたほうがいい、と
細木数子先生は仰ったのだと思います。
これは推測なので、先生に「違う、もっと勉強しなさい。」と、
言われるかもしれませんね。
お読みくださってありがとうございます。
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