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祖父は明治28年生まれです。
私の生まれた家は曾祖父と曾祖母の間にこどもができず、
曾祖母の実家から曾祖母の兄の三男であった祖父を養子にもらい、
祖父が当主になりました。
祖父は自分の生家に帰ると祖父の長兄の長男に向かって、
「お前は長男でいいな、俺は養子だ。」
と、いつも言っていたそうです。
祖父が生きていた頃、祖父の隠居に行き、食事時になると、
祖父と祖母は箱膳を使っていました。
箱膳の中には箸箱に入った箸とご飯茶碗とお椀が入っていました。
そしてご飯が終わると、お茶でご飯茶碗をきれいにして、
箸を洗ってそのまま箸箱にしまっていました。
今、考えると不衛生な気がしますが、当時はそれでよかったようです。
食事の間は祖父は美味しいとかまずいとかまったく言わずに
黙って食べていました。
本当に食事中、まったくしゃべりませんでした。
明治のひとは食べられるだけありがたいと思って食べていたんでしょうね。
父が家を建て増しするとき、蔵をつぶさなければならなくなりました。
蔵を持つということはとても大事なことだったようで、
蔵をつぶすときは祖父は見ていられないといって、叔父の家に行きました。
祖父は祖母と結婚する前に一度離婚をしています。
前妻との間に子どもができなかったからです。
本当は前妻のことは好きだったそうですが、
「すまない、自分は今の親とは成さぬ仲なので、子どもを持たなければ
いけない立場なのだ。」
と、謝って別れたそうです。
そして、私の祖母が網代から来たんですが、この女が気が強かった。
今日はこの辺で。
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