今日もお立ち寄りありがとうございます。

 

ジェンダーが普通になった今ですが、

 

昔は男社会でした。

 

女性は男性の3倍の仕事をこなさないと同じように昇進できませんでした。

 

今は「男を上げる」とか、「男泣き」とか半死反生語というより、死語に近いですね。

 

男を上げるとは、そのひとなりのとらえ方があると思いますが、

 

例えば、喧嘩で一人で複数人を相手をして勝ったら、あいつは男を上げたとか言われていたようです。

 

手柄をたてるだけではなく、カッコよさが加わっている感じです。

 

今は野球解説者の江川卓さんは作新学院高校時代から怪物ピッチャーと呼ばれて騒がれていました。

 

彼の高校卒業後の進路は世間が注目していました。

 

江川さんは大学進学の道を選び、慶応義塾大学と法政大学を受験しました。

 

慶応義塾大学は不合格で、法政大学に合格して、江川卓さんは法政大学に進みました。

 

この時、江川を落とした慶応のことを私の大好きなあの人は

 

「慶応は男を上げたな。」

 

と言いました。

 

(噂によると、慶応の国語の入学試験で100点満点中、5点だったらしい。野球を考慮に入れても合格は認められなかった。)

 

この言い方は今でも正しいと思います。

 

 

江川さんが在籍している間に法政大学は東京六大学の野球リーグで4連覇しましたが、慶応はやはり野球だけでは入れない大学なんですね。

 

そのプライドを守ったんですね。