今日もお立ち寄りありがとうございます
「いい人ね、だから大好き」 これは普通です。
よりも
「冷たい人、でも大好き」
「ズルい人ね、だけど好き」
のほうが振り幅が大きいと思いませんか?
結局、そこなんですね、みなさんが悩んじゃうところは
「噓つき・・・、でも大好き」
これは古いフランス映画「悲しみよこんにちは」で
主人公セシルがやもめの父親の恋に傷ついて呟く言葉です。
愛と葛藤しているのですね。
若かった私はずっとその言葉を抱えていたような気がします。
セシル役のジーンセバーグは輝くように美しかった。
ジーンセバーグはその後、若くして謎の死を遂げることになりますから、人々の心に残りました。
ヘアースタイルのセシルカットは当時の流行になりました。
原作はフランソワーズサガン、
「悲しみよこんにちは」の題はポールエリュアールの詩から。
カット割りとか、画面も綺麗ですよ。
当時の粋を集めていますから。
今は次から次へと新しい映像が出てくるので、
古いフランス映画なんか観る暇がないほど、忙しいですけれどねー