とある地区の水道料金が値上がりするそうです。

人口が減ったことにより水道局の収入が減ったことが一つの原因ですが、そのほか市民の節水の意識が高く、それもまた水道局の減収につながったそうです。


節約したことがかえって支出を増やしてしまったことはよかったことか、よくなかったのかわからないですね。


以前に書いたことですが、人は「背負い水」というその人の一生に使える水の量があって、それを使いきると死んでしまうという言い伝えがあります。

江戸時代から比べると今私達は多量の水を使っていますが、平均寿命は30歳くらい長くなっています。


私達はまず水がないと生きていけません。

地球上の水の絶対量は変わらず、私達の飲んだ水は身体を巡って汗や尿として排出され、蒸発して雲になり雨になったり、また下水道を通って川に流れ海に流れ、蒸発して雲になり雨になって、ダムにたまり浄水処理されてまた上水道を通って私達のもとに戻ってきますね。


こう考えると私達は水を買っているというよりも水道という施設にお金を払っているという感じがします。

だから水道料金なんですね。