数年前、更年期症状のため私は貧血になりました。
いつも歩いていたちょっとした坂道で息があがり、めまいもしてある病院に行き、検査と診察を受けました。
この病院をA病院としましょう。
ここでは検査の結果ははっきりと貧血と出ていましたが、鉄剤を服用すると胃を壊すというので、なんの処方もなく鉄分を含む食物栄養で治してください、と医師は言いました。
もちろん食べるものにはその後気をつけましたが、体質もあるからかなかなか治らず、しばらくはつらい日が続きました。
少し経ってこのままではずっと調子が悪いままだと思い、別のB病院へ診察を受けに行きました。
もちろん検査ではばっちり貧血症状が出ていました。
このB病院はすぐに鉄分注射を施してくれました。
一日おきに鉄分注射を受けに来なさい、とのことで、一か月ほど通いました。
とても楽に元気になりました。
貧血ひとつとっても病院によって治療法がまったく違うことに驚きました。
病気になったときにはセカンドオピニオンがとても大事だと言われていますが、本当にそう思いました。