私憤ってます。

しつこいかと思うのですが、セウォル号の乗客と乗員は迅速な避難行動をすれば助かっていたと思います。


一番腹が立つのは船長の行動です。


誰よりも早く避難していたようです。ありえません。

日本の漁船が遭難する事故が起こると他の乗組員は助かったけれど、船長が助からなかったというニュースをよく聞きます。

それは船長は最後まで船に残っていたからです。

船長は乗員の命を最後まで助けて船に残るのが鉄則です。


セウォル号の船長は何を考えていたのでしょう。

逮捕されましたが、逮捕されて警察に保護されなければ助けられなかった乗客の家族に何をされるかわかりません。

帰りをひたすら待つ家族は悔しくて悲しくてたまらないでしょう。


おそらく業務上過失致死は免れないし、もう100人以上の死者が出ていますから、重い判決が出るはずです。

もうあの船長は普通の社会生活はできないと思います。

遺族にはどんな重い量刑が出ても抑えられない悔しさが残るでしょう。


また救助の遅さも悔しい限りです。

まだ船体が沈んでいないときになぜ救助ができなかったのでしょう。

あんなに何隻もの救助船が周りを取り囲んでいながら、沈んでいくのを見守るように見えてもどかしく悲しかったです。


よく韓国人は感情をあらわにしすぎると日本人は言い、子供の帰りを待つ家族が怒鳴っているニュースも報道されましたが、私には奇異には思えません。恥ずかしいことだとも思えません。

怒鳴ったり、わめいたりするのは子供の安否を心配する親として当たり前の行動と思います。


日本人は自分の感情を表すことを抑えがちです。

それが冷静で落ち着いていて立派だと言われています。

ですが、差し迫った子供の危険のためにわめくことを否定することは私にはできません。