あの震災からちょうど3年経ちました。

3年前の震災で被害に遭われた方々に今更ですがお見舞い申し上げます。

被災地はまだまだ痛ましい景色で、心に深く傷を負った方がどんどん元気になっているわけではありません。

むしろ3年経った今になって苦しみが深くなっている方も出ています。

皆さん本当に苦しんでいるのです。

傷ついた心は3年では治らない、10年かけて、20年かけてという単位のものだそうです。


占い師として震災の被害で亡くなったかたが1万6千人もいらっしゃいますが、その方たちのことは占いできません。

予想できない津波が起きたこと、ご自分ではどうしようもなかった状況にあったことなど、大きな天災を相手に占いなんて何の役にも立てないことだと思います。

ある先生はその方の寿命だったのだと言われました。

亡くなった方に申し訳ないけれど私もその言葉にうなづいてしまいました。


「あの時にこうしていたら、ああしていたら」

と思い悩むかたもいらっしゃると思いますが、あまりにも大きな災害で防ぎようのないことばかりだったのだと思います。


手の施しようのないことが生きているとたくさんあります。

そういう時はなんとか生きているだけで充分と思えるようになれればいいのですね。

束の間でも心から楽しく笑えるひとときがくることをお祈りしています。