謹んで新年のお慶びを申し上げます。


昨年中はこのブログをお読みくださりありがとうございました。

今年はもっと面白くお読みいただけますように気を引き締めて書きますので、どうかご高覧ください。


昨晩は「紅白歌合戦」を娘と観ておりました。

私も朝ドラの「あまちゃん」のファンでしたので、あまちゃんのキャストが出演したコーナーは目をクギ付けにして観ておりました。

「潮騒のメモリー」をアキちゃんとゆいちゃんが歌い、小泉今日子さんが歌い、薬師丸ひろ子さんが歌い、とても豪華でした。

薬師丸ひろ子さんの歌を聞いて、ドラマの内容や自分の思いを重ねて泣いてしまいました。

もう35年以上経ちますが、薬師丸ひろ子さんのデビューはとても鮮烈でした。


「あまちゃん」で薬師丸ひろ子さん演じる女優は若い頃は歌うことが苦手で歌の影武者が小泉今日子さん演じる春子さんでした。

震災後の北三陸で市民の前で歌うことになりますが、心配するプロデューサーに「下手でもいい、自分で歌いたい。」ときっぱりと宣言します。

長い間練習してきたのでしょう、素晴らしい歌でした。

「あまちゃん」を観て感じたのはそれぞれのコンプレックスから脱却するために問題に立ち向かう姿とそれを応援する周囲の人の温かさが素晴らしかったことです。


話は紅白に戻りますが、

「あまちゃん」のコーナーのバー、リアスで紅白が終わったら「さだまさしがだらだらしゃべっている番組」とキャストの一人が言って、そのあと「年の初めのさだまさし」でさだまさしさんがそれを聞きつけ、「今日はだらだらしゃべらないで歌番組にする」と拗ねていたのが可笑しかったです。

すぐに一曲目の「主人公」を歌われたのですが、私の大好きな曲です。


「あまちゃん」の劇中に鉄拳さんのパラパラ漫画が挿入されてとてもいい演出でしたが、そのつながりで鉄拳さんが紅白に出てきたのに時間がなくてすぐニュースになってしまい、鉄拳さんはほんの数秒しか出番がありませんでした。

娘も私も鉄拳さんのパラパラ漫画のファンですので、とても残念でした。

娘がTwitterを見て「鉄拳、かわいそう」とか「鉄拳、見たかった」と多数のつぶやきがあったと教えてくれました。


北島三郎さんが紅白に出演するのは最後で話題になっていましたが、昨日の紅白で一番インパクトが強かったのは鉄拳さんでした。


心に残ることは不完全に終わってしまったことなんですね。