リブログさせていただきます。
上のリンクから全文をどうぞ。
とても整然と語られています。
分かりやすいと、思います。
dsが隠してきた処です。
後半の一部を転載させていただきます。
『
インフレは、印刷機の現象である。基本的な疑問は大きく2つある：
- なぜ金融当局は貨幣の量を増やすのか？
- 潜在的なダメージがわかっているのに、なぜインフレを起こすのか？
もし、購入可能な財やサービスの量、つまり短期的な「生産量」が貨幣の量と同じくらい速く増加した場合、物価はずっと安定したままです。より多くのものが手に入るようになれば、物価は徐々に下がるかもしれませんが、一方で人々は富を貨幣に蓄えておくことができます。インフレは、マネーサプライが生産量よりも速く上昇することで発生し、マネーサプライが速く上昇すればするほど、インフレ率は高くなる。
生産は、利用可能な物理的および人的資源と、知識と理解の向上によって制約を受ける。せいぜい、生産はゆっくりと成長する。資産に裏打ちされた貨幣も、常に一時的かつ短期間ではあるが、同じことが当てはまる。しかし、今日の紙幣には制約がない。
インフレとは、貨幣の量が生産の伸びよりも速く成長することによって引き起こされる貨幣現象である。当局によって引き起こされる過度の貨幣成長はインフレである。
一般に、インフレは金融危機よりも悪い。納税者のお金が政府によって無駄に使われ、改革が見えず、企業の倒産による失業率の上昇に追い打ちをかける。
2008年の金融危機を引き起こした銀行家は、国民のお金で救済された。そして、罪を犯した経営者たちは、国民の預金でさらにリスクをとり、より多くのボーナスを手にすることになった。
結局、これらのオペレーションは、前例のない大規模なインフレにつながる。債務超過は構造的なもので、解決不可能であり、経済を修復するための解決策もない。
インフレは、自国の政府による合法的な窃盗に他なりません。
』
