リブログさせて頂きます。
一部転載させて頂きます。
「 
お腹が痛いときに手で腹部をなでる、
不安や緊張を感じるときに手で頬に
触れて気持ちを落ち着かせる……。

このように何気なく体のどこかに手を当てて、
自分自身を癒やしていることは多いもの。
あるいは信頼関係を築いている人に
手で触れたり、その人からやさしく触れられたりすることでリラックスしたり、幸福感に包まれたりした経験がある人も少なくないことでしょう。

ケガや病気などの処置をする医療行為を
「手当て」といいます。言葉の由来は
諸説ありますが、私たちが普段から自然に行っている「手を当てる」ことによって得られる
癒やし効果が原点という説もあります。

なぜ手で肌や体に触れると痛みが和らいだり、
心が穏やかになったりするのでしょうか。
その理由の一つとして挙げられるのが
「絆ホルモン」「幸せホルモン」と
呼ばれるオキシトシンの存在です。

オキシトシンは人の脳で合成され、
分泌される物質で、主にホルモンや神経伝達物質としての働きがあります。脳から分泌されるオキシトシンの量は、親しい人と触れ合うなどの
スキンシップによって増大することがさまざまな研究から分かっています。

愛情がこもった皮膚刺激は安らぎを与え、
ストレスを緩和する、人との信頼関係を築く、
母子の絆を深めるなど、さまざまな社会的行動と関わっていると考えられています。
オキシトシンが「絆ホルモン」「幸せホルモン」と呼ばれるのはこの働きがあるためです。
    」