のんびりフィールド探索&お宝回収プレイをしながら、ベロニカとセーニャを仲間にしたところだ。
レベル上げやスキルアップのシステムがシンプルかつ洗練されているので、「育てゲー」好きとしては十分楽しめている。
RPGに求めているものが高いレベルでちゃんとそろっている、という安定感はさすがだ。
過去作から相続しているものを理解していないと楽しみどころを十分味わえないという点は否めないが、「日本の40代」にとっては問題ないだろう。
一方海外では、FFほど人気がないというのもうなずける。
あるいはもしかすると日本でも、若い層を開拓する魅力は十分でないのかも。
オッサンが懐古的に楽しむゲームとしてはこれで満点なのだろうけど。
鳥山明の画風は、よく言えば個性的、悪く言えば手癖のようなものだから、絵面に飽きが来る、という気もする。
3D全盛の時代においては、ハードのスペックを持て余しているというか、グラフィックで特別な表現力は発揮しづらいと思う。
モンスターまでかわいらしいし、女性キャラもみんな「どこかで見たことある」顔になってしまう。
広大なマップや複雑に入り組んだ街&ダンジョンをくまなく探索する、というのはプレイスタイルによっては面倒な作業になりがち。
実際、移動がプレイ時間の大半を占めている。
これは2DならOKでも、3Dでは時にストレスになる。
特に3Dでフィールドを移動していると、カメラワークの問題で見たい場所が見づらかったり、開くのかどうかわからない扉、ジャンプで越えられるのかどうか分からない段差、こういうものが微妙に鬱陶しい。
箱庭と呼ぶには一本道だし、アクション性も特にない。
もともとそういう隠された仕掛けを隅々まで探索することを楽しむゲームです、という伝統を知らない人がやると、やはり面倒なストレスゲーに見えるかもしれない。
おそらく作り手もそれは理解していて、2Dモードも実装されている。
結局、ドラクエはファミコンですでに完成形だったということ。
それ以上進化する余地があまりない。
ストーリーは…まだ序盤過ぎて何とも言えんが、まあ、これも「どこかで見たことある話」だ。
勇者が、「勇者である」という属性以外に魅力的な要素がない。
この点については、「エースコンバット7」と同様で、主人公の声、セリフ、人間性等がほとんど描かれず、さらにドラクエの場合は命名権までプレイヤーにあるわけだから、「あなたがなり切ってください」という、文字通りの「ロールプレイング」なのだろう。
今後の展開に期待。
最初に仲間になるカミュがすげえいい奴で愛着がわいているのだが、ベロニカ&セーニャは、ちょっと微妙。
「勇者様にお仕えする双子の魔法使い」が女性なのも、なんとうか、古典的ジェンダーバイアスがかかっていて、良くも悪くも伝統的。
ノスタルジーを消費するという楽しみ方の、いわゆる「懐古厨」に対するマーケティングを無視すれば、やはり「置きに行った」という否定的感想も自分の中に湧いてくる。
と、いろいろ厳しめに採点したが、まだまだ序盤なので、続きをやっていきます。
ひとまず評判はいいゲームなので、これから盛り上がっていくのかな?