保険を考えるときの5つのベーシックポイント 第二弾です。
今回は保険を考えるにあたっては、まず考えないといけないのが、公的な保険制度の理解です。
民間の保険はあくまでも公的制度の上乗せ、つまり公的な制度でカバーできないリスクを補うためのものです。
国からの公的な保障制度には、次のようなものがあります。
・健康保険 医療保険を検討する前に、公的な部分での負担割合(自己負担が3割とか、高額療養費制度を理 解するとかそういうことです。)
・厚生年金保険 死亡保障を検討する前に、遺族年金や老後の老齢年金の仕組みを理解する必要があります。
・雇用保険 失業した場合のリスク
・労災保険 業務上での災害のリスクに対しての補償
・介護保険 介護状態になったときのリスクに対しての補償など。
これらを理解した上で、個々で違うリスクにたいして補っていくのが民間の保険です。
しっかりとしたFPのもとでライフプランに基づいて将来設計をしてみるとわかりやすいでしょう。
次回は保険は自分自身が必要と感じなければ意味がない。です。