わたしのストレートな質問に保健士さんは
一瞬だけ困り、優しく言いました。
「まだこの年齢(1歳9ヶ月)では分からないんです。
このくらいの子は活発なので気にしないでください。
もしお母さんが不安でしたら、このあと
心理士の先生に相談していきますか?」
と、こちらに選択肢を与えてくれました。
(残ってください、という感じではなかった)
まだ不安の残っていたわたしは、希望しました。
そして心理士の先生と別室での面談です。
その部屋は裸足で走り回る事ができ
息子はのびのびとおもちゃで遊んでいました。
先生はわたしの祖母ぐらいの世代で
とても優しくおっとりとした方でした。
先生は息子が遊ぶ様子を横目で見ながら
わたしにいろんな質問をしました。
一つでも発語があるか
ママと呼ぶか
目が合うか
助けを求めるか 等
わたしは上記の全てにYESと答えました。
また、助かることに息子は短時間で
上記の質問内容を全て披露してくれたのでした。
そして彼の行動をじっくりと見て、
先生からわたしの相談へ回答です。
「彼なりに言葉を話そうとする意思が伝わります。
人のことも見ているし、ちゃんと頭で考えています。
人の真似っこもしています。社会性も見受けられます。
少し薄いけど、人との関わり合いを持っています。
ネットには発達障害の情報がたくさんありますが
そのような子だと思って見るのはやめましょう。
お母さんは色んな事が心配だと思いますが
そう思って接する方が可哀想です。」
本当に、本当に、そうだなと思いました。
泣きそうになるのをこらえて、
先生にお礼を言いセンターをあとにしました。
息子の行動が不安で、発達障害と当てはめて
「〇〇をしたからこれは△△に違いない」
などネガティブに考えてばかりいました。
でも、なるべくやめようと思います。
この地域の担当の方が優しくてよかった、
と心から思います。感謝です。
