春分の日も過ぎ、札幌も、主要道路はアスファルトがすっかり顔を出し、日中は暖かくなってきました。春はもうすぐそこまで来ていますね。新社会人になる方も、希望と不安で胸がいっぱいになっているのではないでしょうか?既に新居は、お決まりですか?独身寮に入るという方も多いかもしれません。今回は、社員寮のメリット、デメリット、活用方法などについて、ご紹介しようと思います。
■そもそも社員寮とはどういうもの?
企業が福利厚生の一環として、提供する住宅を「社宅」といいます。そのうち一定年齢以下の独身者向けの集合住宅を「独身寮」、単身赴任者向けを「単身赴任寮」と呼び、総称として「社員寮」ということが多いようです。ただし、家族向けの「社宅」を含めて、「社員寮」あるいは「社宅」と称する企業もあり、明確な区別はありません。
■意外に多い社員寮のメリット
1.家賃が安い
2.生活費が安い
3.会社にも、メリットあり
社員にとって、社員寮の最大の魅力は、家賃が安いことです。会社が経費として社宅費用をある程度負担するため、周辺の相場に比べ数段安い家賃で住居を確保できます。また、入居に際して、一般賃貸住宅で必要な敷金・礼金・仲介手数料などが無用なことも嬉しい特典ですよね。会社によっては、引っ越し費用の負担などもしてくれることがありますので、人事・総務部門に確認してみましょう。
また、食堂が併設してあり、独身者や単身赴任者向けに食事を格安で提供してくれる施設もあります。水道光熱費も会社が負担する場合もあります。机やベッドなどの家具や、エアコン・洗濯機・照明などの電化製品が備え付けの場合も多く、初期費用がぐっと抑えられます。更に、娯楽室やスポーツジム、テニスコートや、サウナ・スパなどの共有施設が充実している施設さえあるのです。生活費が一般住宅に比して余りかからないように配慮されていることが多いのは、大きなメリットだといえるでしょう。
社員寮では、会社の仲間ができやすい、というメリットもあります。住民は、世代も近い会社の先輩や同期、後輩となり、寝食を共にすることで、仲間意識も生じやすいといえるでしょう。会社では聞きづらいことや、一人では煮詰まってしまうような悩みも、気軽に相談できる相手が見つけやすい環境といえます。一生の仲間を見つける貴重な場所となる可能性があります。
会社にとっても、社員のモチベーションが上がる、団結心やロイヤリティが生まれる、生活状況や健康状態を管理しやすい、社員寮の充実をリクルートの際にアピールできる、費用を福利厚生費用として経理計上できるため節税できる、土地や施設を資産とできる、など、メリットは大きいのです。決して、社員のためだけの制度ではありません。
■見逃したくない注意点、社員寮のデメリットとは?
1.選択肢がない
2.プライベートの確保が難しい
3.規則や行事に縛られる
4.会社の経費が嵩む
一方で、デメリットがないわけではありません。社員にとっての一番のデメリットは、選択の自由がないことです。古い、狭い、トイレや風呂が共同だ、などの不満があっても、他の施設を選ぶわけにはいきません。あてがわれた物件で満足しなければなりません。
また、プライベートと仕事を切り分けたいという人にとっては、近隣の住民が会社の人間だということは、むしろ重圧になることも多いものです。常に会社の人間関係や、仕事上の問題を意識し続ける環境ともいえるからです。
社員寮ならではの、規則や行事に縛られる、ということをデメリットと感じる人も多いようです。門限や、当番制での掃除、休日の行事など、共同生活を営むうえで規則があるのは当然です。しかし、家に帰っても解放感が得られないようであれば問題といえるでしょう。
独身者にとっては、多くの社員寮が異性の立ち入りを禁止していることを、物足りなく思うことも多いようです。折角の恋人との時間を自宅でくつろぐことが不可能だという環境は、我慢できない人もいるかもしれませんね。
企業にとっての、デメリットもあります。維持費や、固定資産税、老朽化した際の改修費や修繕費、などの経費がかかることです。施設が老朽化し稼働率が落ちれば、資産価値も減損評価しなければなりません。そのため、バブル崩壊後や、リーマンショック後の不況下では、重たい資産である社員寮を売却して、経費計上のみとなる借り上げ社宅に変更した会社も数多く存在しています。
■社員寮に住むうえで気をつけたいこと
社員寮で生活するうえで気をつけるべきことは、一言でいえば、共同生活をする人々の立場になって思いやりを持った行動を心がける、ということです。挨拶をしっかりする、風呂やトイレ、洗面所などの共用スペースがある場合は、他の利用者が不快にならない使用を心がける、深夜に騒がない、他人のプライベートに配慮する、謝るべきことはちゃんと謝る、など、注意すべき事項は、言葉にすると小学生へのスローガンのようなことばかりです。しかし、これができない大人が多いということをしっかりわきまえて、生活することが重要です。
社員寮で生活することは、思ったより大きいメリットがあると、考えて良いでしょう。デメリットをしっかり把握したうえで、将来の夢の実現のための準備期間と位置付けて、住居費・生活費を節約する貯蓄の期間としてみるのも良いかと思います。そうして貯蓄した金額を頭金として、不動産投資を実施するというのも良いと思います。自己の居住のためという理由が成り立てば、住宅ローンを活用できるため低金利での融資を受けることが可能です。
■【ベーシック不動産】では、不動産投資に対する御相談をいつでも承ります。
【ベーシック不動産】では、企業様向けに社宅の建設用地や社宅転用物件、借り上げ社宅用の賃貸物件をご紹介できます。
社員寮にお住いの方には、賃貸物件や居住用売買物件、不動産投資向けの物件もご紹介しています。
また、「事業用物件投資」に弊社は注力しています。コンビニエンスストア・ドラッグストア等の事業用賃貸物件は、空き室・稼働率低下リスクの少ない不動産投資です。ご興味がある方は、メールもしくはお電話で、お気軽にお問合せ下さい。
連絡先:E-mail:moto@basic-f.co.jp
TEL:011-562-6556
担当:株式会社 ベーシック不動産 代表取締役 佐々木 基行