JR東海・全日空・JTB「女子会」に照準
次は「女子旅」、商品や企画続々
女性同士で旅行する「女子旅」に照準を合わせた販売促進や商品が相次いで
登場している。
JR東海は割引などの特典がついたガイドブックを女子旅限定で配布しているほか、
全日本空輸はウェブサイトで全国各地の女子旅を提案。
JTBも女性スタッフによる海外ツアー商品を販売している。
女性同士で飲食をする「女子会」は、昨年の新語・流行語大賞でトップテン入りするなど
大ブーム。
各社とも「次は女子旅」と、停滞する旅行需要を喚起したい考え。
JR東海は1月から、新幹線で京都旅行を提案するキャンペーン「そうだ 京都、行こう」の
一環として、女性を対象に旅行会社のツアーを通じ数量限定でガイドブック「うつくし かわいい
女子旅 京都」を配布している。
女性目線で京都の名所や飲食店、エステサロンなどを紹介。
一部の店で提示すれば割引やプレゼントの特典もついている。
同社は「女子旅は最近盛り上がっており、需要を取り込んでいきたい」としている。
全日空は昨年11月から、早い時期の予約や購入で運賃が割引になる国内線航空券
「旅割」「スーパー旅割」の販促サイト「旅割 REVIEW」で、旅先での女子会を提案する
コンテンツを提供している。
全国47都道府県にゆかりのある女性が「旅ガール」として各地の名物にちなんだ女子会を提案。
沖縄県の正装服「かりゆしウエア」を着る「かりゆし女子会」や、熊本県の熊本城を訪ねる「歴女子会」
など計79のユニークなプランを紹介している。
旅行は出張などと違い、早くから計画を立てる人が多い。
同社は「女子旅では1カ月以上前に航空券などを予約することが多い」とみており、コンテンツ提供で
拡販につなげる。
また、JTBは昨年7月から女性スタッフが企画から宣伝まで手がけた海外ツアー商品「姫様シリーズ」
を展開。
ハワイ、グアム、台北、ソウル、バリ島、バンコクの6プランがあり、買い物や指圧など女性好みの
オプションを用意している。
同商品の発売以降、海外ツアー全体に占める女性グループ(20~29歳)の割合は前年同期比で
おおむね5~7%増加しているという。
全日空などが女性500人に実施したアンケートによると、「気楽」「話が合う」といった理由から、
83%が「女子旅に行きたい」と回答。
女子旅人気が高まるのは必至で、各社の競争は熱を帯びている。
