https://www.youtube.com/watch?v=NYzB6rXZOpU
長雨のこの季節、
いかにもふさわしい
「黴(かび)」という声楽曲があります。
歌曲としては6分もかかる長い曲です。
橋本國彦 作曲
深尾須磨子 詩
youtubeに友人がアップしてくださいました♪
「黴(かび)」、橋本の音楽としてのとても鮮烈な作品。
とても戦前・1930年頃の曲とは思えません。
歌うと思えば語り、
あるいは唸りとなって、
そして叫ぶ。
梅雨時の陰鬱な気分が、
怒りにかわり、
その孤独な感がひしひしと迫ってくる。
骸骨のうごめくそんな幻影みえる。
詩の不気味さ、
音楽も詩とあいまって烈しくなる。
「窓かけも 机も 本箱も
憂鬱の 悲哀の 寂しさの
黴だらけになってしまった」
と静謐に曲は閉じてゆきます。
好きな曲です。
メゾソプラノ:山本 掌
言葉もて梅雨ひえびえと繭ごもる 掌
青梅雨や胡椒こぼれしまひるま 掌
◆梅雨(つゆ・ばいう)・五月雨・青梅雨・空梅雨
梅雨晴・梅雨寒・梅雨冷・梅雨曇・梅雨空
六月ごろ降り続く長雨をいう。
五月雨は、陰暦五月の長雨、梅雨のこと。
青葉の季節なので青梅雨ともいう。
そのころ、ほとんど雨が降らなければ、空梅雨である。
梅雨晴は、梅雨の間の晴れ間のこと、
あるいは梅雨明けの後の青天をいう。
夏の季語。
