<一生戦い続けます>草間彌生『水玉の履歴書』集英社新書 2013 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

草間彌生『水玉の履歴書』集英社新書 2013

 

 

前衛芸術の担い手とし、

 

世界中の美術館で大規模な個展が開催される草間彌生。

 

1929年生まれ(!?)、

 

いまなお絵画を描き続けるこの強靭な草間彌生の

 

発言した言葉

 

「私は人の影響をうけたことがありません」

 

「私はこの水玉ひとつで立ち向かってやる」などなど、

 

ページから溢れてくる。

 

 

「自らの戦いの軌跡と哲学」を語った書。

 

 

 


◆草間 彌生(くさま やよい)


一九二九年長野県生まれ。前衛芸術家、小説家。

五七年渡米。画面全体に網目を描いたモノクローム絵画や

ソフト・スカルプチュアで高い評価を得る。

六〇年代後半には多数のハプニングを行う。

七三年帰国。美術作品の制作を続けながら、小説、詩集も発表。

二〇一一年から一二年には大規模な回顧展がテート・モダン、

ホイットニー美術館などで開かれた。

国内では、最新作を出品した「永遠の永遠の永遠」展が

静岡、大分、高知などを巡回。