『長崎原爆写真集』小松健一・新藤健一編
写真集のご紹介。
広島原爆投下の2015年8月6日刊、勉誠出版。
「80年前、8月6日8時15分、広島―
8月9日11時2分、長崎
未公開写真も含めた398点が、
人類史上かつてない惨劇を克明に語り伝える。
決して忘れてはならない恐怖と悲しみの記憶。
この写真の展覧会
沖縄で、8月10日明日まで開催されています。
【本書の特色】
1.『決定版 広島原爆写真集』
『決定版 長崎原爆写真集』
ともに初公開作品を含み、
合計で800点近い写真を収録。
2.配列順は、撮影された年月日順を原則とし、
時間の経過とともにその後の推移をたどることができる。
3.写真キャプションは日本語と英語を併記し、
多くの人に理解できるようにした。
4.巻末に、広島と長崎をともに撮影した林重男と
松本栄一の対談「原爆を撮った男たち」を収めるほか、
撮影者・撮影当時の様子を詳述した解説を付す」。
◆著者について
「反核・写真運動」
核兵器の廃絶と非核三原則の厳守を求め、
ジャンルを超えた写真家、写真評論家、写真業界の代表など
552名の呼びかけにより、1982年に発足。
広島・長崎を撮影した原爆写真の収集、ネガの複製保存、
出版物の刊行、展示などの活動を行っている。
◆ 小松健一(こまつ・けんいち)
1953年岡山県生まれ。
世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族を
ライフワークに地球巡礼をしている。
また、日本人の近現代の文学、作家の原風景を切り口にして
日本人の暮らしと風土、沖縄、環境問題など
社会的テーマを追い続けている。
公益社団法人日本写真家協会会員、
協同組合日本写真家ユニオン会員。
主な著書に、『ヒマラヤ古寺巡礼』
(インデックスコミュニケーションズ、2005年日本写真協会賞年度賞)、
『雲上の神々―ムスタン・ドルパ』
(冬青社、1999年、第2回藤本四八写真文化賞)など。
「月球儀」6号の特集「探検家 矢島保治郎」の写真・文の
カメラマン小松健一氏の編著。
◆小松健一オフィシャルサイト
http://www.kenichikomatsu.com/