「坂東玉三郎、三島由紀夫を語る」新潮6月号に掲載! | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

今年2025年1月に国際文化会館で行われた

 

「三島由紀夫生誕100年祭」

 

「坂東玉三郎丈を迎えて」の講演会を

 

◆「坂東玉三郎、三島由紀夫を語る」として活字化され、

 

新潮6月号に掲載されています!

 

 

 

 

 

 

聞き手は詩人の高橋睦郎さんと

 

演劇評論家の中村哲郎さん。

 

 

三島最後の歌舞伎「椿説弓張月」、

 

「良かったのは三人、雁治郎、玉三郎、林与一」と三島。

 

『サド侯爵夫人』の豪華本を玉三郎へ贈り、

 

その献辞は

 

「椿説弓張月の若く美しく優艶なる白縫姫の思い出のために」。

 

 

その玉三郎は「サド侯爵夫人」について

 

「三島戯曲の人物になるのは、大変苦しい」

 

「まったく解放されず、閉じ込められてしまう」と。

 

 

モントルイユ夫人(サドの母)の南美江さんは

 

「三島芝居は、よく出来れば出来るほど、

 

三島由紀夫像が舞台に立ち上がって、

 

役者は死ぬ。そうなったら成功なのよ」と言われる。

 

 

実際の三島と親交の深い、高橋さん、中村さんと

 

三島の芝居を生きた玉三郎さんの談は

 

興味が尽きない。