金子兜太「俳句造型論」とは 昨日の俳句<このごろの造形論的おでんかな> の「造型論」とは 金子兜太「造型俳句六章」のこと。 1961年「俳句」に掲載された、 現代俳句の画期的な俳句評論で 『金子兜太集 第四巻』、読むことができます。 「造型俳句六章」は、 前半の三章「主観と描写」・「描写と構成」・「構成の進展」で 近代俳句の特徴をまとめ、 後半の三章「主体」・「象徴」・「造型―主体の表現」で 同時代の俳句について考察。